2016年10月08日

狼の群れから学ぶ

今日は 狼の群れから学ぶと言うテーマで少し書きます

以前にも書きましたが 犬は狼が祖先と言われています。 
犬が人と暮らし始め 同じ仲間の狼 犬と群れで行動する事が減りましたが 飼い主 主人を中心に 家族と言う単位を 小さな群れとして生きてきました。

また 生活圏で複数の家族と行動を共にし 家族と言う小さな群れ 集落の仲間家族で大きな群れで生活してきました

説明に良いと思われる画像を 他のサイトから借りてきました



1枚目の写真は 先頭に大きな狼 その後ろに 小さな狼 その後ろには中堅の狼と言う群れを形成しています。



2枚目は 素手の生活の様子です



3枚目は 群れで集まっている様子 解りますか 身体の大きなボス その前に 若手の狼が居ます



群れでのスキンシップの様子です 3枚目も4枚目も 全てが同じ方向を見ています。
この群れの行動は 哺乳類四足歩行の肉食獣に共通する形です

人は 狼を餌付けし 犬として暮らすようになって 色々な面でこの動物の群れ行動から学びを得ています
戦の多かった昔 兵隊さんは 幾つもの小隊を組み大きな隊を形成していましたが その小隊こそ 動物の群れです。

戦場で 大きな大隊が行軍する時 必ず複数の小隊が 斥候に出ます その時の小隊の配置が パトローリングと言う配置でした



@が 小隊長若しくは軍曹 Aは経験豊富な二等兵 Bは伍長若しくは救護兵 CDは二等兵 EFGは新兵と年齢経験で番号が振られ 配置に付いていました

ボーイスカウトでは 班長を1番スカウト 次長を2番スカウト ・・・と順に呼んでいました

この配置を参考に 家族と言う単位で考えると 昔は大家族だったので @は父(ボス) Aは長男(強いリーダー) Bは長女(賢いリーダー)又は母(世話をするリーダー) CDが次男次女 EFGが 下の弟や妹で 行動していたと思います

これを 今の家庭にすると・・・少子化でこのは位置になりませんね(笑)

@がパパ B若しくはCがママ そうすると Aが愛犬と言う配置に成ってしまいます
結果 家族を擁護する位置になり 前をぐいぐい進み 前から来るワンちゃんや人に対し 吠えてしまう事に成ります

1人と一匹は パパと愛犬 ママと愛犬 の場合は いわゆる バディーと言う形に成ります バディーとは ボディーと言う意味で 二人が一緒に行動すると言う意味ですから 主従 正と副の関係が保てます

しかし 飼い主1人愛犬2匹  飼い主2人愛犬1匹 に成ると バディーには成らないので 主従 正と副にも成りません 更に バトローリングと言う組織(群れ)にも成りません

それらを補う学習が 社会化なのですね 擬似的に群れを形成し 愛犬の立ち位置を認識させて 小さな群れでも 役割を明確に理解させる事が大切なのです

お子さんが複数人みえる家族や 多頭飼育をされている家庭では 家族の人の数 愛犬の数で 自然とこの群れが(パトローリング)形成されるので この理屈を理解すれば容易に出来ます。

特に多頭飼育されている 5匹以上の多頭飼育の場合 散歩や移動する時 飼い主を中心に 愛犬の先住順位 年齢順位 性別を考慮して 配置すると 上手く行きます
これを間違うと 多頭飼育でのコントロールは非常に難しくなりますので 要注意です。

狼の群れから 多くの事を学ぶ事ができますね

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posted by seikenjyuku at 22:39| Comment(0) | essai エッセイ

2016年09月30日

愛犬の抱っこ 良い事? 悪い事? どっち?

今日のテーマは 愛犬の抱っこ 良い事? 悪い事? どっち? です

色々な場所、場面で 愛犬を抱っこしている様子を良く見かけますが・・・ 

体調が悪く病院に行く時 やむ負えませんね〜 
でもそう言う時はむしろ 抱っこより キャリーやクレートの方が体を安定的に任せられるので 愛犬にとっては楽だと思います。
クレートに入ってくれないから・・とか 言われますが 災害時避難所では基本クレートですし 病院の入院はケージなので 慣れさせておく必要がありますね

施設においては稀に カート又は抱っこなら同伴OKと言う場所も・・・これも仕方がないですね

車の中・・・これは 道路交通法から言えば 基本クレート若しくはハーネスでシートベルトが正しいです
稀に膝の上にと言う方もいますが 運転手の膝の上は 安全運転義務違反になります
また もし事故に合う 巻き込まれた時 愛犬が車の中で転び怪我をする 時には驚いて逃走 迷子になる場合もあります

家の中寛いでいる時抱っこ・・・これは 愛犬が望んでなのか 飼い主さんの希望なのかな・・・
どちらにしても 習慣化されていると 依存傾向にあると思います 
それは 愛犬側も 飼い主さん側もですね(苦笑)

ドッグランやカフェで・・・
愛犬が疲れて 甘えてくるから・・・足元にと思うけど 何処かに行く行きたがるから 吠えるから・・・
抱っこしなくても クールダウン 休憩にはクレート(閉ざされた空間 巣穴の代替え)で気兼ねなく休ませる方が良いと思います
また 足元に敷きマットを敷きそこで 伏せて待たせる 休ませる方が 愛犬のコントロールとしては良い形です

こう考えてゆくと 愛犬を抱っこする と言う事は 例外を除いて 特に必要ありませんよね

では 何故 愛犬を抱っこされる様子を多々 見受けられるのか・・・

ドッグランや色々な場面で 愛犬のチェックは必要です 走り回った後抱き上げ 若しくは 飼い主が腰を落とし 愛犬を触り チェックすることは大切です
また 家の中でも 時に飼い主の都合で 抱き上げ 体中を触る行為も 信頼関係 健康管理として必要です

でも これらは 数分で終わりますよね

犬種にもよりますが(超小型や幼少期 膝上犬と言われる犬種)ワンちゃんは地面 マットの上が愛犬にとって一番落ち着く場の筈です
それは 四足の体の構造から 伏せたり 横になる体制が一番楽であり 更に 動物地本来の本能から 直ぐに動ける姿勢を取るのが自然だからです。

離れている愛犬を呼び戻します



1メーター前後の位置に来て こちらを見る アイコンタクトです
近づけて マテ と言うとその場に座ります(画像は座っていないけど)



更に 飼い主が腰を落とすと 伏せて待ちます



この一連の動きは ワーキングドッグの歴史から培われ受け継がれた 本能と言えます
主従関係を嫌う人もいますが 本能的に愛犬は 飼い主より低い位置を取ります これは 愛犬が飼い主に対し敬意を示す姿勢で 主従関係と言うより 信頼関係の形と言えます

複数 多頭の場合でも同じです



若干ですが 先住 年上のワンちゃんが より飼い主に近い位置に場を取ります
近づけば 腰を落としマテ(座る)をします これらはコマンドの必要はありません 本能的に自然とする姿勢だからです
勿論 幼少期に この本能的な行為に 後付けで それが座れ これが伏せと 行動の名前を教える事で 確実に出来るようになります



飼い主が腰を落とすと 先住 年上は 飼い主の側に付き同じ方向前を見る(前方警戒 獲物ターゲット) 
後輩犬は飼い主の後方を見る位置に座ります(後方警戒)
やはり この行為も ワーキングドックの本能と言えます 



この子達に もし 私が近付き 又は近付いて来た愛犬を抱き上げる 抱っこする行為をしていたら
この本来の姿勢が出来なくなります

何故なら 人と共存 共栄してきたワンちゃんが 自分の役割(警戒やボスやリーダーの視線の先を見る)と言う仕事を忘れ 飼い主(ボスやリーダー)に依存することになります
いわゆる 自立心が失せた状態になるのです それは 幼犬のままの状態を飼い主が望んでいると認識していると言う事ですね

従って 指示に従わない 呼んでも来ない ・・・・
依存状態なので 膝の上 抱っこされた状態で 周囲に近づく人 犬に対し 威嚇 吠えをする事につながるのです

また 依存度が強くなると 地面に下される事に不安を感じる 依存度が強いので自己判断ができない 飼い主に要求する 要求吠えが始まります
更には 近付く人犬に対して 小さなパニックに陥り 恐怖心から 自滅的行為に走る 飛び付き噛みつく と言う行為につながります。

依存度のない愛犬は 自立心が十分に備えられ 近付く人や犬に対し 間合いを取り 飼い主の指示を待ちます
相手が大きい 素性が分からない 知らない人や犬 強そうな相手に対しは 飼い主の股の下 後方に位置を取ります。

人や犬に対し良く吠える子は 依存度が強い子に多く見受けられ 過去のトラウマがある場合は 時には威嚇が強く入る場合があります。

愛犬の抱っこ 良い事? 悪い事? どっちと思われますか

良い悪いと言う表現は適切ではないと思いますが 愛犬を抱っこする行為は コミニケーション スキンシップを除き 極力少なくする方が お勧めと言えます

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posted by seikenjyuku at 15:22| Comment(0) | essai エッセイ

2016年09月21日

私の愛犬に対する理論の元は

私は 10歳の頃から ボーイスカウトに参加し 42歳まで指導者として活動に参加していました。

ボーイスカウト(英語: the Boy Scouts[1]) は、20世紀初頭、イギリスの退役軍人のロバート・ベーデン=パウエル卿がイギリスの行く末を懸念し、将来を託すことの出来る青少年の健全育成を目指して創設したことにはじまる。

実社会で先駆的な立場に立てるように、身体を実際に動かし、形に囚われない戸外活動を通じて心身ともに健全な青少年の育成と教育を目的とするものです。

このボーイスカウトの「スカウト」は「偵察」「斥候」の意味です。

大学生の年齢に成ると ローバースカウトと言うクラスになり 指導者の補佐をする年齢です 
その教本と言うか ローバースカウトの活動を解いた著書「ローバーリング・ツー・サクセス」から多くを学びました。
ローバーリング・ツー・サクセス」を解り易く解説したサイト

そして 指導者養成コース「ウッドバッチ」を経て 指導者となり 担当したクラスが ボーイスカウトを約10年 と カブスカウトを12年でした。
この カブスカウトの教育法が 現在、私の愛犬に対する指導法の元に成っています。

カブスカウトのカブ(cub)とは、クマ・ライオン・キツネなどの動物の子供を意味しています。
またアメリカでは カブスカウトと言わず ウルフカブと言います そうです 幼少の狼の群れと言う意味です。

ウルフカブは ボーイスカウトに入る前の 幼少期8歳〜11歳の子供が対象で 幼少期の子供が興味を持つ事を 色々な課題、プログラムから挑戦させ学ばせるものです 

このプログラムの元 原型に成ったのが 狼の群れ行動なのです
大人に成る前の子供は 人と成る為に色々な事を学ぶ時期 色んな知恵が付き動物的本能を忘れてしまった大人に対し 幼少期には 色々な面で動物的本能 感性や感情から行動することから このプログラムが作られたそうです。

私が指導者だった頃の座右の名的な言葉が「やって見せて 言って聞かせて やらせてみて 誉めて見せる」でした
これは 山本五十六の名言 『やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ』です

子供が興味を持つ事を 楽しくやって見せる そして やりたい・・と言ったら 面白おかしく やり方を教える 
実際にやらせてみて 上手く出来なくても 沢山誉める事で 嬉しくなる その繰り返しで 沢山の事を覚え何度もやる事で 上手に成ってゆくと言う 指導法でした

カブと言う 組織 群れのルールやマナー 守るべき事は厳しく指導し 群れの行動や個々の行動に対しては 全てが やってみせて 言って聞かせ やらせてみて 誉めるでした。

私が 犬の行動学や 犬学 犬の歴史を調べ 独学で勉強するなか 犬の祖先 狼から学ぶ事の多さから ふと感じたのが このウルフカブ カブスカウトの指導者としての経験が なるほど・・と思ったのです

昔は カブスカウトの父兄に お子さんの行動 予測できない行動 思いを 動物に例え伝えていました

現在 この誠犬塾でお話している内容 事柄は 犬の行動学と言う視線で 動物と言う観点でお伝えすると 飼い主さん パパやママにには どうしても捕らえ難い

犬と言うのではなく 人の子 1歳〜2歳のお子さんの思い 興味、行動 そして 就学前年齢の7歳前後のお子さんの 思い 興味 行動に置き換える事で お伝えし易いと 今の理論が生まれました

愛犬の知能は 永遠の二歳児と言われます また 物事の行動は 就学前の7歳前後の行動パターンに似ている・・・ 人と言えども 人と言う動物ですからね 似ていて当然です

愛犬を 擬人化すると言うのではなく 動物としての共通点から 愛犬の行動や思う事を理解し 接する事で 絆が生まれると私は思います

その根拠は 犬と人が長い歴史の中 共生して来たと言う事実 数多く居る動物の中で唯一 犬だけが 人と共生して来たと言う事実が証拠です。

そして ちょっと仏教的に成りますが 生き物には全てに 魂が有るといわれます
魂は 輪廻し 六道界天道(てんどう、天上道、天界道とも)人間道(にんげんどう)修羅道(しゅらどう)
畜生道(ちくしょうどう)餓鬼道(がきどう)地獄道(じごくどう)を巡り 人として生まれる

人間は 天道 天人 人との間と書いて 人間とも言われます

犬の魂は 畜生道 この世界では 本能のまま生き 使役されなされるがままという点からは自力で仏の教えを得ることの出来ない状態で救いの少ない世界と言われます

しかし 犬だけは 人と共生し 人を介し 仏の教えを得て 来世は人に生まれたいと願う魂と私は思うのです

だから ワンちゃんは 沢山人の為に成りたいと願っているのだと思います

我が家に来た 愛犬は 来世は人に生まれたい 沢山良い事をして得を得たい 人の為に生きたいと願っているのですから 沢山良い事を教え 沢山誉めてあげる事が 愛犬の為に成ります

愛犬が人に牙を向ける事は その意に反する事に成ります 若し 人を噛んでしまうと 来世は 犬以下に落ちる事に成ります

愛犬と良い関係を 絆を築き 絶対に牙を見せない 噛まない子に育てるのは ある意味人としての役務であり愛情と私は思います

愛犬と 誠の絆を創りましょう  


          
  
posted by seikenjyuku at 10:49| Comment(0) | others その他