2018年03月26日

カラーとリーシュ

以前 おさらい編として カラー(首輪)とリーシュ(手綱・リード)について お話しました
年末おさらい編 カラーとリーシュ Vol-2 Vol-3

前回は カラーとリーシュの意味 カラーは「手の代わり」 リーシュは「腕の延長具」ですねと 書きましたね

ついつい リードは コントロールリードと思いがちですが・・・・ 
ハンドラーと言うから 愛犬をコントロールする物と思いがちですが・・・・・ 

そもそも 人の手、腕の長さが足りないから 手や腕を補う物 考えるのが本来の形です

と言う事は リードを繋ぎ パパやママが持っている時は 手で首を持たれている事に成ります
逆に リートを離している時は 持たれていない と言う事に成ります。
人の子に例えれば 手を繋いでいる時 手を繋がれていない時 と成りますよね

手を繋いでいる時は 安心しますよね 時には強気にも成りますよね 
手を繋いでいない時は パパやママが傍にいない一寸不安かな・・ でも自由だ〜(笑)

公園で遊んでいる時 一緒に遊んでいるお友達全てが 何時も一緒に遊んでいる子ばかりなら 安心して遊べるけど・・・知らない子が沢山居る時はどうでしょう
 
廻りの子達に合わせて自己主張せず 仲良く遊ぶ子
見知らない子ばかりで ちょっと緊張し 淵の方で遊ぶ子
何も気にせず 楽観的に 遊び廻りの子を巻き込んで遊ぶ子
一寸様子を見て 皆大人しそうと 我が物顔で暴れまわる子
色々な子が居ますよね(笑)

パパやママが子供を呼んだり 傍に来ると それまでの様子と一転し 
大人しくしていた子が 急に強気に成ったり 暴れまわっていた子が 大人しく優等生に成ったり(笑)

これらは 親子 信頼関係が有ってこその現象です
個々の違いは 家庭環境 家族構成 兄妹がいる 長男次男 長女 末っ子 でも異なります
また 育児や教育もその家庭で様々で異なりますよね

加えて パパやママが奥手な人 人見知りな人 余り喋らない人なども様々
特に幼少期は(愛犬の場合は1歳半位まで)その影響が大きく出ます 
年齢(愛犬の場合は2〜3歳位から)に応じ 友達環境 色々な影響から 反面に成る場合も有りますよね
これも やはり 親子であり信頼関係などと言う表現ではなく 自然とそうなりますよね

でもここでは 愛犬との関係をお話しています

愛犬と自然とこのような関係が自然と出来ていれば 常に手を綱いて居なくても リードを持っていなくても 愛犬は常に傍にいます 
遊んでおいで・・と言えば 楽しくその環境に応じて遊びます。
そして 時々 ママもっと遊んでいて良い?と 確認しに来ます
帰るよ〜と呼べば 一緒に帰ります

若し リードを離したら 飛んでゆく 帰って来ない 捕まらない・・・は 
残念ながら 親子関係が未だ出来ていないか 未だ幼少期なのか 2歳なのに幼少期のまま成長していないか・・と言う事に成りますね

未だ幼少期なら ちゃんと手を繋いで散歩をして下さい リードで引くでは無いですよ 手を繋ぐですよ

若し 1歳過ぎなら 過保護過ぎないようにしないと 何時までも手を繋いでいないと不安に成りますよ

2歳過ぎて 手をつなぐ事を嫌がる子に成ったり ずっと幼少期のままで 糸の外れた風船のように飛んでゆきます(笑)

年齢に応じた 育犬 大切ですよ

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2018年03月20日

危機管理 平常時の準備 Vol-3

一話では 災害時におけるペットの保護救護のガイドライン 同行避難に付いてお話しました。
2話目では 同行避難と有りますが 施設で一緒に避難生活 同伴避難は 難しい事から 自助法に付いてお話しました。

危機管理と言う点では 大規模災害だけでは有りませんよね 
小規模の地震でも 扉が外れたり 窓ガラスが割れたり 振動で驚いた愛犬が 外に飛び出す事もあるでしょう

前回お話した様に パパやママが慶弔事で留守 病気や事故で入院 ご家族全員が何らかのトラブルになり・・・その時 愛犬はどうなる どうしよう・・と言う事もそうです
愛犬を親戚や 知人友人に数日間 預ける先が有るか 更に預けられるか・・と言う点もそうです

色々な事が想定されます 危機管理とは 色々な状況を想定し 多面から考えその対処法を考えておく事で 若しもの時 焦らず対処が出来るようにしておく事を言います。

それらの準備が 平常時の準備です

ここまでのお話では 主にパパやママが 危機管理や平常時の準備をしておけば 安心・・・と思いますよね
パパやママが準備しておく事は 当然の事であり 親としての責任 義務でしょう

しかし 愛犬が何かに怯え 家から飛び出してしまった パパやママの都合で留守に成る 預けなくては成らない 災害時避難所生活を余儀なくされる 避難所に入れず狭い仮住まい 他の場所での生活 他の場所に預けられる・・・・などなど・・

これらは 愛犬に取っては かなりのストレスに成る事でしょう
その為にも 愛犬の社会化や 環境訓練 は本当の意味で 愛犬を守る大切な一要因である事を忘れてはいけません。

愛犬には帰巣本能は有りませんが 地形図を頭に描く事は可能です
日頃の散歩で 家と散歩コースの位置関係 目印(例えば 排泄排尿の場所・おやつがもらえる場所・ボール遊びをする場所)を 条件を付けて覚えさせておく事で 家の近くであれば 戻ってこれるようにしておく

日常の留守には 係り付けの獣医 ペットホテルでの預かりも可能ですが 
突然の出来事 長期に渡る 大きな災害時はそう言った施設は 預かりが頼めない場合が有ります
親戚や知人友人宅に預けなくては成らない場合も想定しておくと良いと思います。

不慣れた場所では安心が出来ないので 特に愛犬が 分離不安を持っていると 預け先からの逃走も考えられます

特に何も無い平常時に 親戚や知人友人宅で遊んだり 泊まったり お子さんでも お爺ちゃんの家 親戚の叔父叔母の家 時には 仲の良い同級生のお宅に泊めて頂いたり と言う経験が役に立ちますよね

パパやママが居なくても お爺ちゃん 親戚叔父さん叔母さん 仲良しの友達の叔父さん 所なら安心 と言う経験をさせておく事も大切と思います
また 知らない人達が居る場所でも 顔見知りの人が居れば 不安には成らない・・・
愛犬にも 色々な環境体験をさせておく事は やはり若しもの為の準備に成ります

愛犬に 日頃の環境体験、訓練で 色々な状況でも 対応が出来る様に慣れさせておく事は ストレスの軽減と成ります

沢山のワンちゃんや人が居る環境でも 平常心で居られる ママやパパの指示に従える 我慢が出来る そう言う練習のことを 一般には 社会化 環境訓練と言います

色々なワンちゃんや 人と遊ぶ経験が多ければ 色々な想定を考え 色々な体験をさせる事で 訓練ではなく 自然に馴れさせる事が良いと思います

私は 年に一回 毎年 腕白Boot Camp と言う催し物を開催しています
何時もとは違う場所 でも 以前来た事のある場所 何時もドッグランで遊んでいる ワンちゃんや人が居る場所で ご飯を食べたり 一緒に遊んだり 同じ場所で寝たり・・・と言う 経験を楽しく体験させる為の 催し物です

そうです 避難所生活の疑似体験です 環境訓練にもなります また パパやママにとっても 危機管理 平常時の準備に成ります    

このような機会に 積極的に参加したり 親戚の家に遊びに行ったり泊まったり 仲の良い知人宅でお泊り 時には 愛犬をお互いに預かったりする事で 沢山の体験をする事で
 
パパやママ自信も気持ちに余裕が持てるようになります また愛犬の心の幅を広げる事ができます。

危機管理 平常時の準備 物質的な準備だけではなく 心の準備として 愛犬の社会化 環境訓練 も大切ですね

若しもの為に 日頃から 楽しく色々な経験を愛犬と共にしておきましょう 

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2018年03月18日

危機管理 平常時の準備 Vol-2

前回は ガイドライン とどんなものか・・を 簡単に説明しました
読んで解る様に 一部の自治体を除き 殆どの避難所では 同行避難のみで 愛犬と一緒に避難所生活が不可であると言う事です。

では どうすれば良いか・・・ 自助 しか無いと言っても 過言では有りません。
自分の身 愛犬は 自分で守るしか無いと言う事ですね

では自助とは何をすれば良いか 災害の規模 大きさでも異なります

被災の程度です 自宅が崩壊を免れ 不自由であれど生活が可能であれば 自宅での生活が一番良いでしょう
但し 必ず 被災が有れば 避難所に届出は必ずして下さい
救援物資や情報は 主に避難所となりますから 届出が無いと 被災者扱いとならず 物資が受けられない事があります。

大規模災害では ペットショップも被災し 愛犬用のフードが入手困難に成ります 
しかし 大規模災害においては 救援物資 特に食料、救急用品など人用が優先で 生活用品 更に ペット用品は 随分遅くなります。

災害の規模によりますが 前回の東北震災は甚大で 救援物資のルート 国道や高速道路は規制が掛かり 人命に関する物しか通行が規制され 道路が使えない状況でした。

従って 愛護団体などで ペット用品を送る 持ち込む事にも規制され入れなかった その為 関東からのルートは使えず 新潟経由で運んだと言われています。

少なくとも 1週間10日以上は ペット用品は手に入らないと 思った方がよいでしょう
愛犬のご飯や水は 最低でも2週間分の備蓄が必要です

その他に リードや首輪の予備 薬(胃腸薬・ワセリン)クレート 敷き物 トイレシーツ ビニール袋 などは 最小限必要です。

自宅が崩壊し住めない場合は 先ずは避難所行き 避難生活が可能か再確認と 届出を必ずします
その上で 避難所生活が不可を想定し 仮住まいの方法を 考えておいた方が良いでしょう 
車などの狭い空間は 精神的に負担に成るので 身体を伸ばして寝られる環境を用意しておきます
家族や愛犬が生活可能な広さの キャンプ用テントがお勧めです。

若しくは 避難生活可能な施設を複数個所 確認しておく ドッグランやワンコの施設など
更には 近隣(徒歩での移動距離と車での移動が可能な場合)で交流のある 愛犬家仲間を 複数個所作っておくのも良いと思います お互い様で 助け合える仲間がいると 心強いと思います。

一番良い環境は 個々で自助するより 複数の愛犬家仲間で その地域毎に 避難生活可能な建物(個人所有の空き地 駐車場 会社施設 ドッグランなど)を確認し 複数家族で避難生活が可能な場所を決めておく
災害時は 被災の程度の軽微な地域で 共同避難生活が良いと思います
お互いの物資の共有が可能で 助け合う環境は 精神的にも良いと思います。

その為に必要な事は 日々の交流と 愛犬の社会化です
複数家族での避難生活が可能な用に 愛犬の しつけ は大切です
パパやママは 被災し平常な精神状態では有りません パパやママの不安は 愛犬の不安に成ります

日々の交流で 他のパパやママ 愛犬と同じ空間 環境で一緒に生活が出来る様に 環境トレーニングは必要と思います。

次回は 愛犬の社会化 環境訓練について お話したいと思います  

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危機管理 平常時の準備 Vol-1

前回は 愛犬の行動と判断基準に付いて5話でお話をしました。
今回からは 危機管理 平常時の準備 についてお話をしたいと思います。

誠犬塾ブログを始める前は 腕白おやじの・・つぶやき で色々と書いてきました
以前にも書いています 「Vol-9 平常時の準備をしていますか」 と言う記事です
時間の許す時にでも読んで下さいね〜

愛犬の為の危機管理とは 平常時の準備とは・・・
若しもの時の準備ですね 東北震災の教訓から再確認です

若しもの時とは・・色々と想定が出来ます
1.ご家族に何か有り 数日家を留守にする 愛犬を同伴できない場合
2.家族が病気 感染症や食中毒 事故の場合も・・全員が入院を余儀なくされた時
3.地震や津波など 災害時
4.原子力発電所の事故

過去にも 関西兵庫の震災 新潟の震災 ともに大地震ででした 更に東北は 地震+津波+原子力発電所の事故が重なり 過去に無い災害と成りましたね

関西、新潟震災では 愛犬との同行避難が想定されておらず 被災者の愛犬かは 
愛犬と共に避難所に行きましたが 周囲の理解を得られず 愛犬と車での避難生活を余儀なくされました

この関西、新潟震災を教訓に 避難所での愛犬と避難を受け入れるよう 指導がされました
しかし それは愛犬の為と言うより 避難所に入れない事から 車での生活から エコノミー症候群で亡くなられた方が多かった事 人命救助の観点からでした。

しかし 東北震災では 震災に加え 津波被害が甚大で 人命優先から 愛犬の救護は二の次とされてしまいました
更に 原子力発電所の事故により 街中避難となり 愛犬は自宅にと指示をされ 人の身だけでの避難を余儀なくされました

結果 津波で飼い主を亡くした飼い犬 原発事故避難で自宅に取り残された 又は 放置された 愛犬が莫大な数と成り 社会問題にも成りました。

この教訓から 発せられたのが 災害時におけるペット保護救護ガイドライン が環境相から 全自治体に通達がされました。

このガイドラインは 基本 災害時にはペット同伴避難 と言う物です

判り易く言えば 災害時 ペットを放棄したり、家に残さず 必ず連れて避難して下さい と言う事です。

ペット全般ですから 犬や猫に限らず りす うさぎ 鳥 更には 爬虫類も含める ペットの全てです

これらの事を 飼い主の責任 義務とする為 動物愛護法で「生涯飼育の義務」が方に加えられました
ペットを放置、放棄すると 罰則が科される と言う事です

では 同伴避難が基本とすると言う事は 避難所に必ず 一緒に入れるか・・・と言うとそうでは有りません

ここが大切な部分 あくまでも 「同行避難」 であり 「同伴避難」 では有りません

避難所まで同行して 避難所内では無く 避難所は概ね 小中学校なので 校庭や渡廊下に係留 又はクレートやケージに入れて 飼い主の責任で保護をして下さい と言う事です。

従って 愛犬と一緒に体育館などの避難所建物の中で 避難生活が出来る事は 殆ど有りません

ほんの少数の自治体では 地域のボラさん 獣医師 ペットショップとの協力で 同伴避難可能な 避難所が設けられている所もあります

平常時の準備 先ず一は 地域の避難所の受け入れ体制を確認しておく事です 同行避難のみなのか 指定の場所は同伴避難が可能なのかを 調べておく事です

若し 避難所での生活をするさい ガイドラインでは 平常時の準備として 愛犬の社会化 しつけ を十分にしておく事・・・と有ります

人に吠えない 排泄排尿は決まった場所 勿論 誰に対しても威嚇や噛み付きをさせない しないように しつけておく事 と成っています

この域は どの程度の事でしょうか・・・・
当然 動物が嫌いな人も避難所には必ず居ますから 更に 自己管理の出来ない 幼少の子供さんも間違いなく居ます。

ガイドラインは 同伴避難を呼びかけていますが その為の平常時の準備のハードルはかなり高いものです
更に 避難所の運営は 地域の自治体管轄で 実際に運営するのは 地域住民 町内会長や防災委員の一般の方です 愛犬に対する理解度は・・・・・

災害時は 愛犬と同行避難し 避難所に入所の手続き 愛犬が居る事を伝えるのみで 避難所での生活は 粗 無理 と言うのが現実です。
(避難所の入所手続きと 愛犬の届け出は 必ずして下さい 避難物資や情報が得られなくなります)

自助 しか道は無いと言う事です

自助とは 自分の身は自分で守る と言う事ですね

次回は 自助に付いて お話します。

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2018年03月11日

愛犬の判断、行動の基準 おまけ

多分 以前にもお話したと思います

私が今の考えの元となったのは ボーイスカウト活動に 10歳のころからスカウトとして参加し その後指導者となり 40歳過ぎまで活動をしてきた 経験が元となっています。

ボーイスカウト活動とは 

1908年イギリスのベーデン・パウエルR.S.Baden‐Powell(1857‐1941)によって創始された少年団組織とその運動、女子の組織はガール・スカウト。
パウエル将軍はボーア戦争を指揮した際,少年たちが斥候として活躍する姿を見て,規則に拘束された軍事訓練でなく,大自然の中での冒険的で緻密な観察と技術,機敏な自主的判断と集団的行動を必要とする斥候活動によって,少年たちを訓練しつつ陶冶することを提唱し 始められた活動。

ボーイスカウトは 物事の判断がある程度出来るであろう年齢 小学5年生 10歳〜18歳の少年青年が参加ができる組織です
その後 ボーイスカウトに参加する前の年齢の子供達 小学2年生 8歳〜10歳までを ウルフガブスカウトという組織を作り 体験をさせました

何故ウルフ 狼と言う名称に成ったかは スカウトの意味である 斥候、偵察 軍隊の斥候術やパトローリングの元に成ったのが 狼の群れ行動に有ります



この図では 先頭の集団(赤)は 経験豊かな年長の狼 次の集団(黄色)が若い狼 その後ろ(未表示)には雌や未だ幼少の狼 その後ろ(緑)は若い狼 一番後ろがBOSとなります

この隊列には 先頭の年長や老いた狼は 経験が有り皆を引率する事と 運動能力が低下している事から ペースメーカとしての役割を持ちます

次のグループは 若いリーダーを中心に前方を守るグループです 後方のグループも同じく 後方を守るグループ 一番後ろのボスは全てを把握しながら 付いて行きます

経験を積んだスカウトを別名 ウルフ(狼)と読んだ事から その子供達を ウルフカブ と呼ばれた訳です

私が 愛犬と暮らし始め しつけや育犬を考えた時 このボーイスカウトの指導者経験で学んだ事柄の 元はと言えば 狼の群れからヒントを得ている事を思い返し 
飼育法 愛犬との生活に未熟だった私は 愛犬達にも スカウト指導者の頃と同じく 言って聞かせ やって見せ やらせてみて 誉める 同じ様に接してきました。

更に 犬とは「犬学」や「犬の行動学」を色々な書物を読み 独学で学んだことを合わせて 現在 ドッグランで実践しています。

擬人化ではありません 人の子も人間と呼ばれる大人になるまでに 経験者(大人)が 言って聞かせて やって見せて やらせてみて 誉めて 色々な事を体験させ 学ばせます
子供達も 犬達も 経験者の振る舞い 行動から全てを学ぶ事は同じと考えています

愛犬の判断、行動の基準は 親であるパパやママの行動が全てです 楽しく育犬をして下さいね


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愛犬の判断、行動の基準 Vol-5

前回の続き 補足を少し

良く聞く 愛犬の問題行動と言われる 爆吠え 時には噛み付き 人に対して嫌がる吠 特定の他の犬に威嚇をする 時には噛んでしまう・・・など

これもやはり 前回書いた通り 愛犬の幼少期には 元々行動の判断基準がありません 全ての判断基準は パパやママが教えたり 気づかずに伝えたこと 誤って認識したこと
更には その判断を正すのでは無く 叱ったり 暴力を振るうことで 愛犬が自己防衛したり 嫌悪の基準を強くした事によるものと思います。

軽い状態なら 何かをすると 唸る 牙を見せる 噛む真似をする などの範囲で 自己を守ろうとします

しかし 反する行為を 親である飼い主さんが 誤って伝えた事を認めず 更に酷く叱ったり 暴力を振るうと 信頼関係が築けず 飼い主に判断を仰がず 自己判断する様に成る 最悪は信頼関係が崩壊する 事になります。

此処までくると 愛犬は委縮したり 自閉に至り 精神的な病になっていると思います

人の子でも同じような事ってありますよね 親子の関係で 子供を何かで追い詰めてしまい 自閉症になったり 籠りになったり パニック 躁鬱になったり いわゆる 精神的病です

しかしながら 人の場合は 心の病として 心療内科などでケアー リハビリと言う治療もありますが
犬の場合は 問題行動 手に余る と犬に全ての責任を転嫁し ともすれば 最愛の愛犬なのに 犬だからとか バカ犬 呼ばわりされる方もいます
そして 再訓練 しつけ直し とドッグトレーナーに無理難題を押し付けられる方もいます

元をただせば 飼い主が 全て教えたこと 伝えてしまった事 誤って認識させたことを 犬の責任 犬が悪いと 罵倒し叱りつけた 結果です

私は 飼い主さんこそ しつけ直しです 犬の事をよく勉強していただきたいと思います 
愛犬には 良い環境で 新しいしつけ治し 心の病を取り除く 治療 リハビリが必要とお伝えしています  
ドッグトレーナーの元で 訓練をすることで 誤った認識を正し 矯正する事も可能ですが それは条件教育で直ったと思いがちですが・・・・
根本的な 心の病自体は 治ったとは言えません 
飼い主の元に戻っても 飼い主さん自身が考え方を改めていなければ また 裏切られた感に陥り 更に酷くなります 
人間不信を超え 社会不振に至ります 全てが敵・・・・

人社会でも 幼少期の体験 いじめ体験 社会での不適合から 心の病になられてしまう方も 更には 犯罪者になってしまう場合もあります
人には 知恵 知識があり また家族や仲間 いろいろな更生方法で 癒す事は可能でしょう
しかし 犬は 永遠の2歳児 知恵や知識で克服は不可能です
頼れるのは パパやママだけ 

幼少期の体験が 最も大切な要因であることは 間違いありません
難しく考えず 自然体で 愛犬と楽しく 沢山話しかけ 言って聞かせて やって見せて させてみて 褒めてやる
多くを望まず 何事も一緒に楽しむ 何時も笑顔でいれば 何もしなくても 良い子に育ちます

愛犬の行動、判断基準のお話は ここまでです

愛犬の育犬を 楽しんでください   

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2018年03月10日

愛犬の判断、行動の基準 Vol-4

どうでしたか 色々と思い返し 何か感じられた事は有りましたか

愛犬に良かれと 色々な事をして来ましたと思います
愛犬を守る気持ちが 反して 相手に対して嫌悪感と誤って伝えていた事
可愛いから・・と 許していた事が 「良い事」と判断させていた
愛犬に対しての態度や言動では無いけど 愛犬に不要な 判断基準として 伝うてしまっていた事
独り言として イライラや愚痴をつぶやいていた事が 愛犬に 不要な「不安感」として伝えていた事

思い返せば 色々な 誤った 判断基準を与えたり 伝えていた事は多々有ると思います。

愛犬の問題行動(私は問題行動とは言いません)・・・は 知らず知らずに 飼い主が伝えた 誤った 判断基準が その要因であります

このブログを読まれている方には 愛犬を自分の思うがままに成らないから 言う事を聞かないから と叩いたり 追い詰めたり される方は居ないと思います
先に書いたように 愛犬の全ての判断基準は 飼い主さんの一挙手一投足から 学び学習している訳です

それらの行動を ”誤りを正す” のでは無く 叱ったり 叩いたり 追い詰めたりする事は 愛犬にはどう写るのか 考えてみて下さい

また 愛犬の為にと 楽しくボール遊び 強いてはドッグスポーツを楽しんだり ダンスをしたり チョッとした芸を教えたり 最初は一緒に楽しんでいたと思います 
気付けば 「どうして出来ない」「違う」「も〜う」とイライラ 叱りつけたり 感情的に成ったり また 飼い主のエゴで もっと上 上級を必要以上(段階を飛び越えて)に望んだり 強要したり・・そんな事有りませんか 
これも同じ事です。

何も判らない 知らない事を 教える訳です 
最初は パパやママの真似から パパやママの判断から学んでいます 時にはパパやママの誤った判断 伝え方を判断基準にしています 元々判断基準が無いのですから 必然ですよね

子供の育児 教育でも当てはまります 「何故出来ないの!」・・・は全てを否定的に感じます 
何をやっても ダメ ダメ ダメダメダメダメ・・・は追い詰めてしまいます

「これが出来たから 次はこれもやってみよう」誉めて伸ばす 一緒に楽しむ事です 
 
ちょっと極端な例をあげてみますね



この画像を見て どう感じられますか
片手の平に載せています 嫌がりもせず 身を任せています
勿論 「動かない」と指示はしています
私が「危ないかな」と感じていたら この子は「不安」を感じ 降りようとしたり じたばたするでしょう

では 次の画像



「虐待だ〜」と聞こえてきそうです(笑)
動画なら 良く伝わると思いますが この子は 尻尾を持たれ中吊り状態ですが されるがままです
嫌がりもせず ジタバタ動きもしません
私が「可哀想」とか「嫌がるだろう」と言う 気持ちではなく また チャラけて楽しむのでは無く 平常心でする事で この子には 「不安」「違和感」が無いから 自然体で居られます

この後 床に降ろしても 次は何するの・・・と 私を見ています
勿論 口の中に手を入れても 何をしても 嫌がりません

次の写真は 以前撮った写真です



おやつを与えているのですが ゴールデンとジャックでは 体高が違います 同じ位置でと 姉の上に乗せて食べさせています
ゴールデンも 乗られている事に違和感も無い 乗っている方も 力を入れず おんぶされている状態です

彼ら 家の子達は 何の訓練も受けていません 芸としての練習もしていません 
常に 自然体 平常心 なので「不安」を感じていないのだと思います

しつけ本には 群れのボスに・・とか 毅然とした態度・・・とか 書かれています
ボスって何 主従関係・・ 毅然としたってどういう態度・・とおもわれる方も多くいると思います

難しく考える事ではなく 自然体 常に平常心で居る事です

愛犬の「不安」の元は 飼い主さんの「不安」です
愛犬の行動、判断基準は 全てが パパやママの行動、判断基準が元に成っていると言う事ですね

すいません 家の子自慢に成ってしまいました (笑)

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2018年03月09日

愛犬の判断、行動の基準 Vol-3

前回は 愛犬は パパやママの一挙手一投足を見て 真似て 色々な事を学んでいる・・・とお話しました

前回も書いたように 犬は言葉でのコミニケーションは出来ませんよね では どうやって感じ取るかと言えば 顔の表情 顔色 感情 緊張感や発汗(臭い)から 良し悪しを感じ取っています

幼少の犬、若い犬は 先輩犬の一挙手一投足から学ぶのですが 犬は人程表情が豊かでは有りませんから 常に気丈に振る舞い 良し悪しに関し明確な判断をします

しかし 人は内心(思う事感じる事)と表現(顔の表情や言葉)が異なることが多々有ります

嫌だな〜と思っても 顔では笑顔であったり 「良いよ」とか「大丈夫」と言ったり しますよね
愛犬には どう感じられるのでしょうか

感情や体は緊張している 発汗も不快感・・・なのに 顔色は笑顔 
声も不快な声なのに・・・誉め言葉に聞こえる・・・ 
どっち???って感じていると思います

また 人との関わりを好む人 余り好まない人 どちらでも無い人様々です
散歩の時出会う人や他の犬に対し 友好的に接したり 社交儀礼程度に 時には露に不快感を出したり 
こんな感情も 二重的な表現感情を愛犬にはどう写るのでしょうか

例えば 前から近寄ってくる人や犬に対し 吠えるられるかな この子が吠えるかな 嫌がるかな・・・と感じた時 愛犬はどう感じるのでしょうか
パパやママがの顔色や感情、発汗の変化は直ぐに感じ取ります 
それが自分(愛犬)に対しての物であっても 違和感は全て 対相手に成ります 何故なら 友好感は「安全」不快感違和感は「危険」の合図 行動基準に成るからです
危険と感じれば 吠えて 追い払う行為と成ります 友好であれば 尻尾を振り遊ぼう 仲間と言う態度に成ります。

そして遭遇した時 
飼い主から 「危険」と感じとり 吠えて追い払ったのに 吠えた事を叱られた
友好「安全」と感じたのに 吠えられ追い張られた 時には噛み付かれたら・・・
愛犬は 飼い主の判断を 疑うようになります

たま 他の例として 家の中での生活でも そう言った 判断基準の語彙は多々有ります
玄関のチャイム音 一般的には家族は鳴らしません 訪問者はチャイムを鳴らします 従って チャイム音=外来者に成り 吠えて警告をします
家族も同様に帰宅時 チャイムを鳴らせば チャイム音=家族か家族の知り合いとなります

また 愛犬の行動に対し 甘噛み(愛犬には指しゃぶりであったり 手を引く行為)が 強く痛くても 「可愛い」と笑顔で接すれば 愛犬は「良い事」と判断します
玩具を振り回し 破壊した時 「楽しいの」と笑顔で接すれば 振り回す 破壊する行為は 「良い事」と判断します

更に 愛犬に対する行動だけでは有りません 家族に対する態度、言動からも 色々な判断基準を感じ取ります。
仕事で上手く行かないイライラ感満載であったり お子さんや旦那さんの行動にイライラ 夫婦喧嘩 これらが多いと 警戒心が強くなり 吠えも多くなったり 逆に 危険感を強く感じると 些細な事で怯える子に成る場合が有ります。

雷を嫌う愛犬も多いと思います 勿論犬の本能から 空気の振動 低い音は 危険を感じますが 先住犬(飼い主)の態度偉観では それを気にしなくなったり 異常に興奮したり 怯えたりもします
雷 夕立 花火などを 楽しく喜んだりしていれば「不安」⇒「安全」と認識しますが 飼い主さんが 興奮したり 恐怖心を露にすれば 「不安」⇒「危険」と感じ取るので 怯えたりします 
  
具体例を挙げれば切が有りません 日常の生活態度で 愛犬は色々な情報を得ています

家庭内の家族の意思 考え方 表現が異なれば 愛犬の判断基準も異なります 判断基準の順位も異なります
何気ない行動 表現 言動が 全て愛犬の行動基準に成っています

思い当たる事柄は有りますか 

次回は対処法と言うか どうすれば どうしていれば 何をすれば良いか に付いてお話します

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2018年03月08日

愛犬の判断、行動の基準 Vol-2

前回は何故 犬は人と共生できたのか・・について書きました

人もある意味 群れを成して生活する生き物ですよね 
他にも 群れを成して生きる動物はいますが 知能が有り過ぎても 無さ過ぎても 上手く行かなかったと思います。
笑い話ですが 若し「猿」だったら 人と共生する事で 知能の進化が進み ある日逆転して「猿の惑星」に成っていたかも(笑)
逆に 知能が低過ぎていたら 狩猟補助、警戒、などの仕事が成せず共生が成り立たたなかったと思います。

では どうして共生が上手く行ったのか
それは 犬 彼らの群れから学ぶスタイル(姿勢)に有ったと思います

幼犬や若い犬は 先輩犬 年長の犬の行動を見て その一挙手一投足から 色々な判断を学ぶ生き物だったからです

言葉が話せない犬 知能も人の2歳児程度と言われる彼らは 共生する人の 顔の表情 顔色 声の質(高低さ)感情の不陸 発汗(臭い)から 色々な情報を感じ取り 判断基準としてきました
その姿勢が 人に使える姿に 忠実な姿勢にも感じられ 人も犬に愛情を感じ 良い関係が築けたと思います

従って 犬達の成長 行動は 全てにおいて 飼い主 人の一挙手一投足にあると言えます。
言い換えれば 犬の行動は 飼い主の鏡でもあると言う事です

飼い主の生活スタイル 生き方 生活観を見て それを真似たり 学んだりしていると言う事ですね

私が運営する ドッグフィールドで何時も感じる事は 犬の様子を観察していれば 来園される方(飼い主様)の 人となりが有る程度判ります。

独り住まいなのか 家族がある お子さんが居る ご夫婦の関係(笑) 祖父母が居るとか も大凡 予測か付きます
また 家庭の環境 家族の位置関係 家の主、家長が祖父母なのか ご主人なのか それともママさんなのか(笑) また 子供中心であっり パパさん中心で我侭とか・・・(笑)
更に 陽気な方 一寸晩生な方 喜怒哀楽な方・・・・ 人との関わりを好む 好まない ・・・も (笑)

愛犬は 飼い主やその家族を見て(真似て)育って行きますが 2歳児なので その行動や仕草を演じる事は出来ないので そのまま行動に出てしまいます(笑)

また 愛犬の行動に対し相談に来られる方から 問題やお悩み 様子を伺うのですが 愛犬の行動とてらせば 概ねの 要因は想像が付きます 
 
可愛がって育てたのに・・しつけ本も読みました しつけ教室に通ったと言われる方も見えます
そんな筈じゃ? どうして? と言われます

愛犬への愛情の注ぎ方 しつけ法方が間違っている・・・と言うのでは無く 
愛犬に良かれと思った事が 誤って伝わっている 伝えてしまった と言う事が多いと言う事ですね

先にも書いたように 愛犬の判断基準は パパやママの仕草 一挙手一投足から学んでいます
愛犬に対しての行動だけではなく 普段の生活からパパやママの 顔の変化や感情を感じ取り 判断基準を学んでいます
何気ない 言動 感情 表現で 愛犬が誤った判断を習慣的に学んでしまっている事が 多々有るのですね

次回 もっと詳しく 実例を加えてお話します 

過去の事に成りますが もう一度 愛犬が家の事して迎え入れた時から 振り返って考えてみて下さい 


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2018年03月06日

愛犬の判断、行動の基準 Vol-1

少し間が空きました 
個人事業をされている方はお解りと思いますが そうです 確定申告 お陰さまで提出が終わりました(笑)

さて 今回は 愛犬の行動の基準について少し触れてみます。

犬は元々は狼からの進化 正確には 人が改良した生き物ですね
彼らの本能には 狼だった頃の生き方が先ず 第一の基本に成ります

狼は何故、群れを成すか 

それは 体格から言って 群れを成す事で 協力して獲物を捕る 家族や幼少の狼を外的から守る方が 利に適っているからです
若し もっと大きな動物 例えば 熊位の体格なら 群れを成さず 家族程度の小さな仲間で行動したでしょう 

そんな動物だったから 人と暮らす「家族」と言う小さな群れ そして「村」と言う大きな群れで生きて行く
小さな群れ(家族)には 頼れるリーダーが 大きな群れ(家族の住む町)には 強いボスが居る そう言う環境が 元々の本能から 群れで生きると同じ事に成るのです

犬が 多種居る動物の中で 唯一 長い歴史から 人と暮らしてこれた訳ですね

次に 成長にと伴って 行動の基礎に成るのは 何か

幼少期(生後0〜4ヶ月位)は群れを知りません 人の子で言えば 0歳〜4歳位と同じです 家族と言う単位で その環境が目の前にあり 自然な環境だからです

人の子は 年齢に応じ 知恵も成長し 社会(大きな群れ 更に大きな群れ)を知る事が出来ます また 更に成長し沢山の知恵を得て 物事の判断基準ができて行きます
若し 人の子が 年齢に応じ 知能が伸びないとしたら 全て 親に頼るしか有りません

犬は正犬に成っても 知能は2歳児程度ですから 人が社会を教えなくては成りません また判断基準も教える必要が有ります。

人の子の2歳児は 自己判断が出来ませんよね 常に母親に付いて行動し 母親の判断を仰ぎ 又は真似をして行動をします
特に 幼少期(保育園入園前)は、全て 親の判断と言っても過言では有りません

愛犬が 生後5ヶ月(人の子で言えば保育園入園時期)頃から 社会を見せ 群れを教える事 色々な判断を繰り返し 繰り返し教える 事で覚えて行くのです 

これが 愛犬の社会化 と しつけ ですね

人の子でも 保育園に行かず 親が物事の判断を教えなければ 社会性も無く 何も出来ません 2歳児まののになります

愛犬には 人の子のように 保育園は有りません 飼い主さんの「育犬」次第に成るのです

親(飼い主)の行動が全ての判断基準に成ります

言い換えれば 無駄吠え 唸り 噛み 色々とありますが 全ては 親の行動から学び 真似から学び 覚えた事に成ります。

次回 もう少し具体的にお話します。

          

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