2017年04月05日

子は親を見て育つ・・・

また 随分サボってしまいました
今日は 同じ犬種なのに どうしてこうも個体差が有るの・・・
と思われる方も多いと思います 今日はこの事に付いて少しお話をします。

以前にもお話しましたが わんちゃんは 生まれる時 6〜8頭生まれます
その時 長男長女気質のアルファー型 次男次女気質のベーター型 そして末っ子気質の シーター型に分かれます
これは 人と違い 一度に兄弟を形成する為に 親の遺伝子を両方から強い物 片方から また 両方から弱い型を受け継ぐと言われています。

昔のブリーティング(繁殖)では 概ね アルファー型は 犬舎に残されたり ワーキングドッグとして訓練され ベーター型は 一般家庭に そして シーターは川に流されたと言われています

しかし 最近のペットショップではそう言う事も無く 一様に新しい家庭に貰われてゆきます。

この アルファー ベーターと言う関係で 兄弟を形成していれば(専門の犬舎 ブリーダー 自家繁殖で生後3ヶ月 親兄弟から離されていない環境)
必然と群れ意識や社会性の基本を身に付け 新しい家庭に行くのですが・・・
ペットショップには そう言う関係を築く前に 親兄弟から離され 新しい家庭に来ることが多いです

従って ある意味 一人っ子気質に成ったり また 新しい家庭の親代わり パパやママの影響を強く受ける事になります。

人の子も 親の背を見て育つ・・と言うように 愛犬も飼い主さん パパやママを見て育ちます

例えば 愛犬との会話方法 る〜くちゃ〜ん とゆっくり 長く呼ぶと その波長で 物事を判断します
のんびり屋さんに成ったり 反応がゆっくりとか 指示に対して 曖昧に成ったりします。

逆に ルーク座れ るー来い と短く指示を出す事が多いと 波長が短いので 反応も早くなります

アジリティーやドッグスポーツを見ると コマンドが短く 機敏に指示を出していますよね あっと言えば うんと答える 阿吽の関係のように

ワンちゃんは誉めて伸ばす と良く言いますよね〜 
言葉が長いと 良い事をした瞬間 悪い事をした瞬間を逃し 少しずれて 誉めたり 𠮟ったりに成る為 本当に誉める所 𠮟る所で誉めたり 𠮟ったりが出来ていない事に成り 指示に対して 曖昧に成ります。

一番良い方法は 
誉める時も 𠮟る時も 基本 言葉は 短く早く 伝える事です 良し NOの様に
そして 誉める時は 声のキーも高く嬉しそうに 𠮟る時は低くです
更に 誉める時間は沢山長く 𠮟る時間は極端に短くです

ここで問題です

愛犬には 常に る〜くちゃ〜ん ダメですよ〜 と言う
しかし 家の人に対して 何時もキツイ口調で話している 
それを見ている愛犬は どうなるか・・・

また 愛犬には 何時も癒され ニコニコしている
でも 家事や仕事で何時もイライラしている・・・
と 愛犬はどうなるか・・・

ワンちゃんは 人の話す言葉を理解している訳では有りません 
パパやママの 話し方 言葉の波長 キーの高さ 
更に パパやママの感情の不陸 更に 顔の表情を見て 
物事を理解したり 判断をしています。

その日常から 行動や反応の基本が形成されると言う事ですから
愛犬は どうなりますか

私は たまに わんちゃんを見れば その家庭の事がわかります と言います

元々持った 遺伝子だけではなく 日々の生活環境で 愛犬の個体差が生じるのです。

しつけ本や色々な書物で リーダーは毅然とした態度で と良く有りますよね

この毅然としたと言う意味は 強く正確に 何時も平常心と言うだけではなく 何時も誰に対しても同じ と言う解釈が良いと思います

愛犬に対しても 家族や色々な人に対しても 同じ態度で居る事

人だから 機嫌の悪い時もあります 
そう言うときに 愛犬にはニコニコして癒される でもイライラで他の者や物に当たると 毅然としたには成りません

愛犬は ママやパパの機嫌が悪いのは 自分の事では無い あの人だ あの犬だ これか あれか と迷い ストレスとなり 物を壊したり 噛んだりする子に成る時があります

機嫌の悪い時には ママはちょっと機嫌が悪いから 大人しくしてなさい・・・・と言う態度
機嫌が良いから 沢山遊ぼう で良いと思います
人の子を育てるのと同じですね

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posted by seikenjyuku at 01:36| Comment(0) | essai エッセイ

2017年03月13日

食べたいな〜でも ママのだから・・・

今日は 先日 ママがFacebookで 生地を上げたところ ???と言うコメントが入りました。

コメントをされた方がどんな意図で ママに何を伝えたいのか ちょっと疑問でした

アップした画像です



コメントは「これは、犬ちゃんよう? 見てるだけではかわいそう。」と言うものでした。

単純に解釈すると 人用の食べ物を見せて写真を撮る 見せるだけでは 可哀相・・
「見せないで・・」と言う意味 それとも 「少し分けてあげてね」と解釈するのかな

我が家では 基本 私達が食事する時 愛犬を別の場所 サークルやケージに入れたりはしません



勿論 欲しいだろう 写真を撮ろうとすると 椅子に乗り 臭いをかいで 旨そうやな〜 欲しいな〜 と言う顔表情をします。

でも 絶対に 食べたり 取ったりはしません・・・
得に この子は 絶対にそう言うことはしません



机の下で お利口さんに座っている子は 目を離せば 見ていなければ 食べるかな(笑)
机には乗らないけど 最大限に身体を伸ばし 前足でお皿を引いて 食べるかな(笑)

でも 私が居る限り 催促で吠えたりもしません ずっと座って待っています。

では 何故 この子達が許しも無く 食べたりしないのか

これは 彼らの本能なのです 人とワンコが長い歴史の中から 人と共存し 人の役に立ち そのご褒美として 食物を分け与えられていたからです。

自分の親 その親 更にその親・・・・祖先から 受け継いだ 遺伝子に組み込まれた 本能なのです

勿論 動物的本能も存在しますから 目を離したり 食べ物を手の届く所に放置すれば 取る・・のも本能です。

では 何故 個体差が付くのか 写真のような状況において 許可無く 取ったり 食べたりするのか
更には 机に乗って食べたりするのか

今 一般的な家庭で 生活するわんちゃん達は 親犬からそう言った ルールやマナーを学ぶ前に 親犬から離され 新しい家に来ているからと言う点が 一番の原因です。

母犬でなくても 先住犬が そのルールとマナーを習得していれば 後から来た子は それを真似て学びます

遺伝的本能が無ければ 学ぶ事も無く 自我だけで行動するのが 自然界の動物ですが ワンちゃんは 遺伝的本能を持っているので 上手に導けば 本能的に学びます。

では どうするか

飼い主さんが 「ちゃんと 親代わりをしているか したか」です。

飼い主さんが 机の上で食事を取り 愛犬は床で食事をする この関係を十分に構築する
そして 飼い主の食べ終わってから 残りをおすそ分けとして 与える

この2点を 明確に曖昧にせず 厳格に続ければ 愛犬は パパやママが食べている間 ちゃんと待ちます
それは ちゃんと 最後に 少しだけくれるから と認識しているからです。

ドッグトレーナーや訓練士で 人の食べ物を絶対に与えない・・と言う 方も見えます
ドッグフードしか与えない と言う方もいます 否定はしません

しかし 私は こう思うのです

家の中だけで 外に連れ出さない または連れ出す為に 警察犬並みに厳格な躾をさせる
確かに そうすれば 人の食べ物を欲しがらない 盗み食いをしない・・かも知れません

犬の躾法を熟知した 訓練士なら可能でしょう 

でも 一般の人にはそんな躾は無理です。 

愛犬仲間と一緒に遊びにも行きたい 楽しく暮らしたい・・・と言うのが殆どでしょう
必然と 曖昧に成ります・・・

結果 ゴミ箱をあさった カップ麺をやられた・・ と言う 記事も多々見受けます。
愛犬も反省 取れる場所に置いたママも反省〜 

普段なら 笑って過ごしてしまう・・・・のが 普通かも 

でも もっと大切な事が有るんです

若し 災害が起きて 避難生活を余儀なくされた場合を想定して下さい

公的な避難所での避難生活 自助で愛犬仲間で集まって避難生活 がこの先絶対に無いとは限りません

そんな時の為にも 人が食べている間 吠えたり要求せず 待つ子に育てることは 共同生活では必要な事です。

愛犬は 永遠の二歳児です 今からでも 出来ます。 
見てるだけでは可哀相と思わず ちゃんと待たせる 要求させない 
毎回でなくても 食べられる物の時だけで良いです 少しだけおすそ分けを与えて下さい
お利口にしていたら 違うおやつでも良いです 少しだけご褒美をあげて下さい


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posted by seikenjyuku at 18:34| Comment(0) | essai エッセイ

2016年11月29日

群れから学ぶ 実例編

ワンちゃんは 狼からの進化と言うお話を幾度となくお話してきました。

狼の群れには 強いボス 頼もしいリーダー 世話をしてくれる優しいリーダー そして 先輩 若い者 が集まり 群れを作り生活します。

ワンちゃんにも 群れでの生活を本能的に受け継いでいます。

家庭犬は 主に家 家族と言う小さな集まりに居ますが 飼い主(パパとママ)が心を許す集まり 群れなのかでも生活できると言う事です。  

ここで 先日 他の集まりの中で愛犬が、上手く関係が作れないと悩まれ この誠犬塾に来られた方のお話をしたいと思います。

フィールドに来られた時は マズルを付けられ オンリード状態でした。
勿論 来られた当初は ワンワン吠え 警戒心で緊張状態でした。

パパもママも 心配で マズルを取るのを躊躇されましたが 大丈夫と伝え 外してもらいました。



愛犬ハリーと コフィー君です 共に10歳です
ハリーは何時ものフィールドHomeです コフィー君は始めてきた場所 Awayです
しかし ハリーは追い払う事をせず 好きにして居て良いよ と言う態度をします



徐々に 警戒心が解けてきています。

人の社会でも同じですね 知らない場所に来て その場所の先住者達が 不快な顔をしたり 何処から来た 何しに来た・・と 不調和の雰囲気を出すと その場に居るのが辛くなります。

かと言って 良く来たね 何処から来たの あれこれ聞かれるのも 緊張感が増しますよね

先住者達が 笑顔で迎え入れ 特に関わらず 好きにして居て良いよ と言う自然体で居てくれたら 気が楽になりますよね



お互いに 臭いを嗅ぎ確認 性別や年齢を確認します この時も お互いがぐいぐい積極的に行わず お互いに負担に成らない距離感と 軽い関わりから始めます。

犬達は 年齢差 性別 この場の群れでの生活の長さから 群れの環境を察します
最年長12歳のちょろこ 10歳のバロン君 10歳のハリー君 そして 10歳のコフィー君と言う 縦繋がりの関係を作ります。



ここへ来て 1時間が過ぎたころには ちゃんと群れのルールを学び その場に馴染んでいます。

勿論 ここには 犬達だけではなく 先住犬のパパやママ コフィー君のパパやママの 気持ちの変化が大きな要因に成ります。

パパもママも ここに来られた時は 緊張感で一杯でしたが 次第に緊張感がほぐれ 先住犬達とコミニケーションを取られ その様子をコフィー君もちゃんと見ています。

パパやママが安心して 寛ぐ姿を見て この場所は安心な場所と認識した訳ですね

いわゆる 一般的なドッグランには 先住犬が居ません そのパパやママもいません
社会性を十分に持った寛容なワンちゃんばかりでも有りません
その日ドッグランに来た順番で 社会性のある子 社会性を持たない子 色々なワンちゃんが その都度 その場のルールを作ります。

更には その場に居る パパやママ 飼い主さんにも 人との交流を好む方 好まない方 様々です。

初めて来たドッグラン パパやママも緊張しているので 愛犬も緊張する訳ですから 警戒心の強い子にとっては 本当の意味で Awayです 
楽しく遊ぶ場所が 緊張感で満足に遊べなければ 回数を重ねるにつれ ドッグランは嫌な場所に成ります
そして 出会うワンちゃんは 皆 受け容れてくれない 嫌な存在に成ります。

パパやママは 他のワンちゃんと仲良く出来ないかと ドッグランや散歩で出会う 他のワンちゃんとの関わりを 知らない内に強要する事になり ストレスが増してしまうのです。

結果 愛犬もパパやママも 他のワンちゃんとはダメだ・・と 思い込んでしまうのです。

先に書いた通り パパやママが信頼の置ける場所で 寛容な先住のいる場所で 自然体に成れれば 自然にその場に馴染んでゆくと言う事ですね、 パパやママも愛犬もです。

パパやママの不安は 愛犬の不安 と言う事です パパやママが不安を感じず 安心して寛げば 愛犬も自然に心を開くと言う 一例です。

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posted by seikenjyuku at 21:43| Comment(0) | essai エッセイ