2017年09月03日

教訓から学ぶ3 帰巣本能について 

前回 迷子にしない させない 為の日常習慣から学ぶ事に付いて書きました

先日の迷子で 迷子犬が自宅方向に向かい移動していた・・・とか
愛犬には帰巣本能があるのでは と思われる方も多くいると思います
この帰巣本能に付いて 少し触れてみます

犬と人が共生を始め 何万年にもなりますが 未だに 犬の帰巣本能はと言う事に付いて実験をしていますが 科学的にも明確には・・・解らない・・と言うのが現状のようです

しかし多くの動物の中には帰巣本能が有り 特に渡り鳥などや昆虫のミツバチなどは 帰巣本能 があると言われています

でも 実際に 裏山に出た犬が帰ってきた とか 警察犬や捜索犬は 帰ってくるよね・・何故?

狼には 帰巣本能と言うより 基本的に群れでの行動をし 狩猟をしたり 縄張りを形成したりする事から 色々な条件を設け 位置関係を認識する 狩猟能力があると言えます
それには 移動をする時の 景色や 目標物 地形を 色々な条件として覚え 頭の中に おおまかな地図を持つと言われています。

更に 地磁気を感知する能力があり また太陽や月の位置から 概ねの方位を認識できるとも言われています

この能力は 日々の行動習慣から学ぶもので 例え実際に歩かなくても 車での移動でも ある程度認識できるようです

ここで 一つの 大切なキーワードがあります

それは パパやママの 話しかけや 感情 顔の表情 と言う条件も加味していると言う事です。

狼は群れで行動し 群れのリーダーやボスの「一挙手一投足を見て」 更に廻りの仲間の狼の行動を見て 判断し覚えていた訳ですから 群れのリーダとしてのパパやママの存在は非常に大きいのです。

犬に単体で 帰巣本能とか 帰巣能力が本当に有るのであれば また 狩猟本能とか 能力を 自ら学べるのであれば 犬は迷子には成りませんよね
でも 毎年 数十万頭のわんちゃんが迷子になり 保護されています

何故か

それは 犬単体での能力ではなく 群れで行動し 周りの複数の犬達や リーダーやボスから得る情報を集約し 位置関係を定め 帰巣する訳です 犬単体では 曖昧な 位置関係しか解らないのです

更に 犬種によりその能力にも差が有ると思います 狩猟犬 牧羊犬 主に家の中で小動物を追い払う家庭犬で異なります
 
狩猟犬は能力が勝ると思いますが 余程 習慣的に狩猟に出かけるとか 常に家の裏山に登り遊んでいるとか と言う経験が無い限り 正確には出来ません   

従って 日々の散歩で 歩きながら 色々と話しかけているか キーポイントに成る場所で 習慣的におやつをもらうとか 沢山の条件を与えているかで 随分変ります

迷子になって 家に戻れ無い子は 概ね 散歩の時や車での移動の時も 愛犬に話しかけやもせず ほぼ無言で歩いたり移動している 伸縮リードで自由に歩かせて 特に指示を出していない など 
また 暴れるからと クレートに閉じ込めている 外の様子を見れない状態にしているとか 

要するに 地図を形成する条件を与えていないと思います。

前回書いたように 日々の生活から 色々な条件を作り 習慣させることで多くを学びます

迷子なしない させない には 

どんな時でも 場所でも 常にパパやママを見て確認をする子 離れて居たら近付いて 確認をする子 そうアイコンタクトの回数が多い子ですね 
(パパやママから離れない 分離不安とは全く違いますよ)
アイコンタクトとは行動確認をする行為 または 指示待ちです 
日頃から話しかけを十分にすれば 聞く耳を持ちます パパやママの話から ここは何処か位置関係の条件にも成ります 更に 次は何をするのか(何を言うのか 指示を出すのか)先読みをします 判断力も良くなります 

散歩で前を歩いていても 時々立ち止まり 後ろを見て確認をする子は 少し疲れたら パパやママの横や後ろを歩く子 
普段は独りで居るけど おやつの時 何か有る時 他のワンちゃんに混じり 一緒に食べたりもらったり出来る子 群れ意識が強い子です

群れ意識が強い子は パパやママが居なくても 見失っても 傍にいる人に確認(指示待ち どうすればよいの?)が出来る子に成ります

これらは 訓練ではなく 何気ない日々の生活で 毎日の事で習慣で学ぶことが出来ます 

今回 迷子に成った わんちゃんも 何時も通る道を ママと一緒に楽しくお話をしながら通った事で 曖昧ではあれど 地図を認識し ママを探して 自宅方面に移動していたとおもわれます。

私も捜索に参加し 失踪した場所から 自宅方面の道 隣接する川沿いの道を捜索しました
ただ シャイな子だった為 人目を避けて移動していたのかな 見つけることが出来ませんでした
しかし 発見が遅れましたが 自宅方面に移動する場所で 無事 見つかりました 本当に良かったです

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2017年08月31日

教訓から学ぶ2

前回の記事では 教訓から 若し迷子に成ったら 先ずどう行動するかに付いて お話をしました

では どうしたら迷子に成らない 迷子にさせないかに付いて もう一度考えてみましょう。

皆さんにも一度は あっ・・と言う思いをしたことがあると思います

散歩に出る時 首輪を付け損じ走りだした・・・走りだしそうだった
車から降りるとき ちょっとした間に 飛び出した 出そうになった
散歩中 後さがりをし首輪から抜けた 

その時 どう対処されましたか? 
きっと慌てて 奇声を発していたのではないでしょうか
この奇声は 高い声なので 愛犬に取って 楽しい声 興奮の声に聞こえたりします
焦るからね どうしても 声高に叫んでしまいますよね

理想的に言えば 例えどんな状況でも 平常心 何時もと変らない声で「待て」「行かない」と言えば 離れても遠くへ行くことは無いでしょう
勿論 日々の習慣で 「待て」「行かない」を理解している事も必要です

これは 訓練をしなくても 日々の習慣で十分に出来る様に成ります
 
コマンド方式の訓練では 基本的に指示者のコマンドに従う練習をしますので 明確に出来ればコントロールは確かに容易です。

しかし コマンド方式は 指示者となる パパやママ自身と 愛犬が同じレベルで習得していないと なかなか難しいです。
更に 余程訓練されないと 他の人のコマンドを聞き取れない 事にも成ります

では どうすれば良いか 簡単で解り易い方法は アジリティーの基礎練習です

アジリティーの基礎は 愛犬と一緒に動き 声をかけながら 手先や指先のシグナルを使い 誘導します
声かけと ハンドシグナル と 誉めて楽しく学ぶ事で 愛犬もパパやママも一緒に学べるからです

更に アジリティーは 「待て」と「行け」がセットで行われるから 「待て」の次には「行け」があり 更に 必ず ハードルやトンネルと言った目標があり 出来たら誉めてもらえる おやつがもらえると言う 目的も明確だからです。

この応用で日々の生活でも十分に出来ます。
例えば 日々の散歩の時 家から出る時に 愛犬を玄関の中で「待って」と伝え パパやママが出てから 「おいで」「来い」で 家を出ます

散歩中も 色々と話しかけます 例えば 交差点で立ち止まり 「待て」「付いて」をさせます そして 車は来ないかなと左右を見たり その様子を愛犬に見せます 

更に 歩く時 障害物を黙って回避せず 「右に避けて」「オーバー」とか 「左に避けて」「ターン」とか幼少のお子さんと歩くように 楽しく話しかけ 習慣とてして覚えます。

散歩の途中 ママが「少し疲れたね」と休憩したり するのも良いです これも条件に成ります

愛犬家仲間が見えれば 散歩で パパやママが交代して 歩くのも良いですね
 
散歩では難しいので ドッグランで 愛犬家仲間のパパやママが 愛犬を交換して ボール遊びでも おやつをもらう でも良いです
パパやママが居なくても パパやママ以外の人(顔見知りの人)の支持を受けると言う 習慣を付けさせるのです。

ドッグランは 愛犬を放牧する場 自由に走らせる 遊ばせる場とおもわれがちですが 本来の目的は 地域の愛犬家仲間の 交流の場として 作られたものです

愛犬の社会化 人馴れ 犬慣れをさせ 地域の愛犬家が仲良く過ごす事 
また 飼育マナーをお互いに学び 地域の非飼育者の方達とも良い関係を作ることが目的でした

日々の生活習慣を十分に学び 人馴れ 犬馴れの社会化が十分に備われば 迷子になる確立は非常に少なくなります。

そして 名札の常時着用ですね

迷子にしない させない為に 楽しく学びましょう

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2017年08月29日

教訓から学ぶ

若しもの事を想定して どう愛犬を守るか・・と言う事に付いて 幾度と無く書いてきました
しかし やはり身に起こらないと実感がわかず そうだよね・・そう思うけれど・・・・・に成りがちです

災害時における愛犬と同行避難 避難所生活の為に 愛犬の社会化が大切ですよと言う事も勿論ですが 

災害時には自宅の崩壊で 扉や窓が壊れる事もあります 
災害時に限らず 大きな振動 大きな音に驚き 愛犬が家から飛び出してしまう事もあります
そんな時に 愛犬を如何に早く保護できるかも大切な事です。

誠犬塾の仲間 愛犬家仲間の間で 色々な情報や体験を共有する事で 色々な事を学ぶことが出来ます

遠方で起きた 震災や津波など 教訓から学ぶ・・・と良く言いますが 身近な出来事からも 多くを学ぶことができます。

身近な教訓として 皆さんで色々と検証し 我が愛犬はどうだろうともう一度考えてみませんか

8月27日午後4時ごろ 預け先の動物病院施設から愛犬が失踪
施設の フェンスの隙間から潜り抜けで外に出てしまったそうです
施設のスタッフが 気付き後を追ったようですが 見失い 捜索が開始と成りました。

わんちゃんには 迷子札着用 名前が良く解る様に 名前付きのバンダナをしていました
しかし シャイな子で 知らない人にはあまり近寄らない 物陰に隠れてしまう事がある子でした

27日の夕刻から日没まで 28日は一日中捜索 特に情報も無く終了
28日に 写真付きの迷子チラシを 失踪近辺に配布し協力を要請しました



29日朝8時過ぎに 目撃情報から 無事ママの元に戻ることが出来ました。

捜査協力をしていただいた皆さん 本当にありがとうございました。

若し 愛犬が迷子に成ったら 先ず何をするか

1.先ずは公共の期間に届出をします

@ 地元警察に迷子の届出をします
A 地域の愛護センターに迷子の届出をします
B 飼い主さんにとっては あり得ない 無理したくない・・・と思いますが お住まいの自治体 環境センターにも届出をします。
人の子であれば 若し事故に巻き込まれたり 事故にあった時は 病院 警察に連絡が入り 親元に連絡が届きます
動物の場合 怪我で生きていれば 発見者の方が動物病院へ転送してもらえれば 連絡が来ますが・・・
死亡の場合は 環境センターに連絡が行き 清掃業者が引き取りに成ります
酷な言い方ですが 死骸はゴミ扱いで処理されてしまいます。

届出をしておくと 連絡が入り 引き取り 家族で葬ることが出来ます 辛い事ですが 例え死亡していても ちゃんと葬ってあげたいですよね

今回も ママさんには酷な事に成るし 多分言っても 絶対に生きていると耳を傾けないと思い 個人的に連絡を入れておきました。
今朝 「失踪場所から随分離れていますが 飼い主様のお名前は〇〇さんですか」と連絡がありました 
幸い違っていたので ホッとしましたが 反面 他の場所で迷子犬なのかな 悲しい結果である事を知り 辛い思いにも成りました。

センターの方には 今も探して見えるかもしれないので 飼い主さんがわかれば伝えて欲しいと伝えました。

2.ネットにて 迷子の告知 情報提供を募る
3.失踪場所近隣に 案内のチラシを配布
4.地域の迷い犬、猫の情報サイトに登録
5.失踪地域の自治体 町内会などににもチラシをお願いする
6.近隣の動物病院、ペットショップ
7.地域に愛犬クラブやサークルがあれば 要請する
8.地域のコミニテー 例えば 一宮FM などで情報を配信してもらう
未だ 色々とありますが とにかく情報を多く得られるように対処しましょう

でも 迷子にさせない為の 日々の準備 平常時の準備はやはり大切です

今回も 名札着用 良く見える名前を付けていてくれました 名札は絶対に必要です 自宅に居る時も必ず付けておきましょう

先に書いたように 何が起きるか解りません 自宅と言えどもパパやママの不在の時もあります
地震など災害 火事 大きな物音 パパやママの居ない時は不安になり 何時もの行動がとれない場合が多々あります
外出時は勿論 ペットホテルに預ける時も 自宅に居る時も 常に名札は付けておきましょう

そして 若しもの為に どんな環境でも どんな時でも パパやママと逸れたら 他の人に頼れる子にしておきましょう 
保護して頂ければ 名札が付いていれば 帰ってこられる確率が高くなります 

今回の迷子の事を 教訓に もう一度愛犬のことを考えてみましょう


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