2018年01月29日

暖かいんだから〜♪

今日は ストーブに付いて少しお話をします。

愛犬がファンヒーターの前に陣取り 寛いでいますか(笑)



我が家の愛犬も 2ピキはストーブの前が大好きです(笑)

ワンちゃんは 高級な天然毛皮のコートを纏っていますよね
身体は寒い・・と言う感じは特に感じてはいないのですが どうしてファンヒーターの前が好きなんでしょうか

我が家は現在4匹の愛犬がいますが 2匹は好んで前にいますが 他の2匹は 全く近付きません

考えられる理由は ワンちゃんが 温度を感じる場所は 身体にある数箇所の汗腺 鼻 肉球の付け根 お尻 など極限られた場所です。

個体差が有りますが 鼻の先に温かい風 温風を好む傾向が有ります そう言った子はファンヒーターの前を好んで陣取りをします

その他の子は 毛布や布などを掘り堀して ドーナツ状に形を作り スッポリ身体が入る巣作りをして 丸くなって寝ます

ワンちゃんが 丸くなる理由は 先にお話した様に 温度を感じる汗腺のある場所を 1点に集中させる為です 
更に 熱を奪われる場所は 毛の少ないお腹ですから 丸くなる事で お腹を保護し 鼻先と肉球、お尻を知覚する事で 自身の吐息で温度を保っています。

従って 寒いから ファンヒーターの前を陣取るのではなく 温かい風を好んでいる訳です

身体は毛皮に覆われている為 熱い 冷たい はあまり感じていません その為 ファンヒーターの吹き出し口 熱を感じる場所に 鼻先が近く成ってしまいます

これは 要注意です

低温火傷に成る場合が有ります 時には毛が焦げる事もあります
必要以上に体温の上昇 鼻先などの汗腺から 体内の水分を放出し 脱水状態に成る場合も有ります

必ず ストーブやファンヒーターに近付き過ぎないように注意して下さい

洋服を着せて ストーブの前は絶対に避けて下さい
ただでさえ 毛皮に覆われその上に服を着ていると 熱を更に感じず 知らない内に体温の上昇 熱がこもり 熱中症に近い状態に成る場合が有ります。

以前にも 幾度と書いていますが 熱帯地域が原産で毛の短い犬種意外は 日本の冬の気候は 全く問題は有りません

愛犬に限らず 動物は気温が下がると 体脂肪を貯め体温の低下を抑えます
これは 人でも同じで 秋〜冬にかけ太るのは自然です

更に 愛犬は アンダーコート 細い毛を沢山生やし 体温の保ちます が・・・
温かい部屋 服を着せると そのアンダーコートが少なかったり あまり伸びず 体温の低下を抑える事が出来なくなります。

もう1点 冬場は基礎代謝率をあげ 筋肉を震わせ 体温を上げたり 保っています
温かい部屋 ストーブの前 服を着せると 代謝が下がり 筋肉を震わせないので 蓄積した冬用の体脂肪を消耗せず 春になり 夏を迎えると・・・

夏なのに 毛皮+体脂肪 で体温が下がらず 熱中症に成り易い体質 体型に成ります

愛犬の為に 秋から冬に掛けて 蓄積した脂肪をこの時期に十分に消費させ 春には身軽になり 暑い夏を快適に過ごせるように 心がけてあげて下さい 

ちょっと太り気味の愛犬を痩せさせるには 今が一番良い時期です
寒い外で 十分に走らせ 若干寒いくらいの生活環境を保ては 自然なダイエットに成りますよ

暖かいんだから〜と 服を着せて ファンヒーターの前を陣取る愛犬に 一寸厳しくするのも愛情ですね


          

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posted by seikenjyuku at 23:40| Comment(0) | essai エッセイ
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