2018年01月17日

服?それともカバーオール?

この時期に成ると 愛犬に服を着せている方を多く見受けます。
何故 服が必要なのでしょうか・・・

人や一部の動物を除いて 概ねの動物は 高級な天然の毛皮のコートを纏っていますよね 
動物園で服を着ている動物を見た事が有りますか・・・
芸猿やマスコット的な動物で来ている子は稀にはいますけどね(笑)

愛犬にも 一部の犬種には温かい地が原産で殆ど毛の無い、少ない子も居ますが 一般的には スムース ブロークン ラフコート ロングコート とコートされています

冬に成るとぶるぶる震えているから 寒そうだから・・・
体温測ってみて下さい 十分な体温ですよ 低温には成っていないと思いますよ

冬は体温維持の為に 代謝を上げ温度を保っていますが・・
室内の暖かい部屋に居て 散歩で外に出ると体温が下がり 身体を振るって体温を上げているのです 
けして寒いからでは有りません

中には 何時も温度管理された室内(冷暖房)に居て 本来なら可能な 自己体温調整が鈍ってしまって本当に寒くてふるえている場合も有るかも
でも それは愛犬がではなく 飼い主さんがそうさせてしまったのですよ 治さないと危険ですよ

中には 抜け毛対策で着せている・・と言う方も見えますよね
これも 常に抜けるから・・と言われますが 本来は 季節の変わり目に生え変わるので 年中抜ける事自体異常なのです
生え変わらないタイプの子は抜けませんよね でも 切れ毛は若干有りますので 抜け替わるタイプの子は 多少は有ります

これも やはり 年中温度管理された室内に生活をし 体の季節感が曖昧となり 生え変わり時期が明確に成らない為に起こる現象です
そう 愛犬が・・・では無く 飼い主さんがそうさせてしまったのです

本来は 夏は暑く 冬は寒く と言う環境で生活し 可能な限り 日中は野外で生活し 
夜や天候の悪い日は 室内と言う環境が望ましいのです
そうすれば 季節の変わり目に バッサリ抜け替わるので 日頃はブラシング手入れすれば 抜け毛は少なくなります。

結論的に言えば 冬の服は不要です

更に 厚手の服をピッチリ着させる事は 返って愛犬を寒くしている事に成ります。

毛皮のコートの上にセーターやトレナーを着て温かいですか?
寝具の羽毛布団の上に 毛布や綿の掛け布団を被せる事は 羽毛が潰れて 本来の保温効果を無くしますよね
愛犬も同じです フワフワした毛が保温をしているのに 毛を寝かせる 潰す服は逆効果ですね

若し 雪が降ったり 雨の時には また 誇りや汚れる心配のある時は 大き目のカバーオールやポンチョのような物 毛が倒れない フワフワ出来る物を着せて下さい

冬 愛犬に取っても寒い時期です 
自己体温調整を鈍らせる 身体を保温する為のアンダーコートの生育を妨げる 暖かい部屋
寒そうだからと 分厚い服を着させる など 
愛犬の為にと 良いと思う環境や行為で 気付かずに 愛犬に辛い思いをさせている事が有ります 気お付けて下さいね

稀に この行為で愛犬を危険な状態にしてしまう事が有ります 要注意ですよ

では何故 こんなに沢山の服が売られているのか・・・
元々 服を着せる正しい訳が有ります
次回 正しい服の使い方について書きますね 

 

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posted by seikenjyuku at 22:28| Comment(0) | essai エッセイ
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