2017年08月09日

分離不安について

今日は 愛犬の分離不安に付いて書いてみます。

分離不安と言っても 色々なタイプがあり 又色々な原因があり 一言で 分離不安なのかそうじゃ無いのか・・・はいえ無いですね。

先ず 考えて欲しい事は 愛犬の知能は 人の子に例えると 2歳児と言われていますよね
人の子2歳児で 自立し社会性を十分に備わっている子は居るでしょうか 居ませんよね
多かれ少なかれ 親に依存から 分離不安は持っていると言っても過言では無いと思います。

更に 分離不安とは パパやママだけとは限りません 群れ(社会)に対してもあります
人も社会で生きています 犬も元来 群れ行動をしてきました 1人(1匹)では生きてゆけません
家庭や社会から離れる 閉ざされる事で 分離不安に成ります

従って 愛犬も同様に 愛犬との絆 親子関係 信頼関係が有る事は 分離不安を必然と持つ事に成ります。

ただ ここで間違ってはいけないのが 親子関係や信頼関係が築かれている故に成る 分離不安なのか 
逆に 親子関係や信頼関係、社会性の不足から 分離不安症に成るか は大きく異なります。

言い換えれば 
1.親子関係や信頼関係が出来ており 一緒に居て楽しいから 離れたく無い 離れてはいけない 心配かけたく無いと思って居る子 パパやママを見失うと心配、不安と言う事ですね でも 誰か知り合い 顔見知りが居てくれれば 少しは不安がなくなります  

2.信頼関係や社会性の不足から 誰を信じて良いか解らない 自分を守ってもらえるか不安 パパやママが頼りない・・・・でも パパやママしか居ないと思っている子 ”離れられない”と、言う事ですね

前者の1.は ある意味理想的な分離不安で自然な形ですが・・・
これを 思い込みや勘違いをされている方も多いですね
良く聞く言葉として「私から離れないので 大丈夫です」こう言われる方の愛犬は 概ね 依存性の分離不安な子が多いです
正しくは 「適度な距離を保ち 離れたり戻って来たり 常にアイコンタクトを送ってきます 勿論 呼べば戻ってきます」 が正解です

後者の2.は 「分離不安症」心の病です 1.の勘違いされている方も 「依存型の分離不安症」です。

分離不安 心の病としての 分離不安症には 色々な原因やタイプがあります。
その原因は 
@ 生後4〜6ヶ月の社会化時期の 社会化不足 幼児タイプ 
A 生後5〜7か月の不安時期 人見知り 犬見知りをする時期の 対処方から 友達が作れないタイプ
B 生後7〜10ヶ月の時期に起きる 第一反抗期の対処法 我侭タイプ
C 1歳6ヶ月前後時期にある 第二反抗期の対処法 ヤンキータイプ
D 閉鎖型の生活(あまり人や犬との交流をしていない)井の中の蛙タイプ 
E 特化された主従関係のコマンド教育からなる 視野の狭いタイプ 
F トラウマA 過去の経験、体験 恐怖体験などからなるタイプ
G トラウマB 自然現象 地震、雷、自然災害などからなる パニック障害タイプ
H 飼育放棄 迷子親から離れた子 人間不信タイプ 

全てが人が介して成る原因ですね 
犬の行動学や犬学(犬の本質)を少し知っていれば対処できたと思います

この@〜H 人の子でも当て嵌まりますよね 愛犬で言う ・・ヶ月を 歳と置き換えると 
@は保育園経験が無い子 Aは小学校低学年の頃 Bは小学5〜中学1年生頃 Cは高校生の頃
Dは家からあまり出さなかった子 Eは偏った英才教育 FGは体験から Hは特例かな

犬学や犬の行動学を知らなくても 子育て経験のある人 自分が子供だった頃を思い浮かべれば ある程度の対処は可能なはずです
残念ながら 家族、家の子・・と言いながら 心の何処かで 犬だから 言葉が通じないから・・と犬扱いしていたのが原因といえます

例えば @〜Cにおいて パパやママが過保護にする事で 依存性が強く成り 分離不安に成ります 昔 流行った 冬彦さん型ですね(笑) 
いわゆる マザコンタイプ 良くても悪くても ママしかいない ママが全て ママが法律・・・って
こう言う子は 人にも犬にもママの傍で良く吠えます ママが居ないと パニックに成ります

例えばAにおいて 自然な社会化を構築できず 友達を作ることが苦手に成った子は 親に対しての依存度が強くなります

例えばCにおいては 本来、社会での自立 自律をする時期 この時期に社会(群れ)行動が出来ないと 分離不安を越えて 1匹狼となります

DやEは 世間知らずなので 分離不安でも絶対主義 信仰形とも言えます

FGは ある程度想定し 恐怖時期を迎える頃 生後4〜6ヶ月時期に 恐怖心を持たせない程度の疑似体験をさせておくと 随分違います

どちらにしても 良い意味での分離不安は 2歳を越え3歳4歳頃までには 自律し愛犬自ら 不安に成らない術を学びます

しかし 分離不安症は 愛犬に取ってはかなりのストレスに成ります 依存症 パニック障害 の併発が重なると 更にストレスが溜まります。

愛犬に分離不安症の疑いのある方 今からでも遅くないですよ 幸い 人と異なり 愛犬は 永遠の二歳児 楽しい事での上書きは可能です

愛犬は2歳児の知能と言われます 知能 知識 知恵 の違い解りますか
知能は一般的にIQで表現されます 知識(物事の識別 データー)知恵(知識の応用力)の能力指数です
人は成長に伴い 知能も進化してゆきますが 愛犬は2歳児のままです

コンピューターで言う OSと記憶媒体(HD容量)処理能力は変えられませんが
不要な知識(データー)に楽しいデーターを上書きする事は可能です
更に 知恵 応用力は 言って聞かせやって見せて やらせてみて誉めてあげれば 改善出来ます

愛犬は2歳児です ずっと幼児です 根気良く 言って聞かせて やって見せて やらせてみて 誉めてあげれば 幾らでも良い方に向きます。

もう一度言います 根気ですよ 楽しく 根気よくです

 
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posted by seikenjyuku at 10:24| Comment(0) | essai エッセイ
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