今日は愛犬が パパやママの指示 考えている事をどのようにして認識 判断しているか?と言うお話です。
このお話は、数年前に書こうと思ったのですが・・・・コロナが流行し世間が異常な方向に傾いた
体毛を持つ愛犬がコロナ菌のキャリア(運び屋)と揶揄されたり また 常にマスク着用や密接な触れ合いをされる傾向に傾いた為 記事を上げるのを躊躇いました。
何故か・・・この話題を伝えるには マスク着用を否定する事になるからです
私は このコロナ過 約3年 愛犬や他のわんちゃんに接する為にも マスクを付けず過ごしていたのですが これらを愛犬家の皆さんに強要する事は出来ないので コロナの制限が解けたので 書き始めました。
前置きはこのへんにし 本題に移りますね
先ず愛犬の行動に付いて 皆さんの愛犬は、以下の行動を常に取りますか
1.何故愛犬は傍に付いて来るのか
2.愛犬は何故膝の上に乗ってくるのか
3.愛犬が見つめて来る 視線が合う(アイコンタクト)
4.何故 パパやママの傍で寝る
5.足元で伏せたり座る
6.パパやママの臭いを嗅ぐ
7.抱っこを強請ったり 膝や脚に顎を乗せたり
どうですか これらの行為を全てして来ますか? これらの行為 何かに似ていませんか?
そうです 1歳〜3歳位の幼児が取る行動と全く同じですよね・・・
犬の知識年齢は人の子で言う2歳児程度と言われ 犬種で若干異なりますが 生後3ヶ月で2歳に近い1歳に達し 生後12〜24ヶ月で2歳児に 生後2年〜4年で 3歳に近い2歳に成ります 生後5年10年でも2歳児 生涯2歳児と考えて良いです。
従って 2歳児レベルでは自己判断力が乏しく 物事の判断基準の概ねが パパやママの行動を見て判断をしています。
緊張感や安心感 声の質(トーンや波長)を聴き 顔の表情を見て 更に発汗の臭い・・・などなどから、総合判断をしたり 判断を仰いで行動をします
年齢期と共に これらの行動・判断を 習慣学習して 日常的な色々な行動を取るように成りますが 非日常的な事 体験をしてい無い事は 常にパパやママの行動 一挙手一投足を見て判断したり 解らない事はパパやママを見て(アイコンタクト 声や顔の表情など)判断を仰ぎ行動をとります。
これらの行動が 先の愛犬の行動の1〜7に該当する訳です
不安や何かを察すると 抱っこを強請ったり 膝の上に乗ったり 臭いを嗅いだりして来ます
また 自分の行動に不安を感じると 良い事?悪い事?危険?安心?を確認する為に 顎を乗せてきたり 見つめて来たり 指示を仰ぐために足元で待て(座ったの伏せたり)して来ます。
勿論 逆に今は安全安心な状態と判断し 甘えたくて 構って貰いたくて同様な行為行動を取ります
ここで問題なのが・・・・・
平常時は パパやママの行動 声質・顔の表情・発汗の臭い等の条件が 何か一つ不足していても 習慣的に学んだ事は 判断が付きます
しかし 判断に迷いの有る時は パパやママが緊張している(発汗臭)+声の質(トーン)+顔の表情などの総合判断基準が必要に成ります
コロナ過でマスクを常用に装着していると 大切な判断基準の 顔の表情を読み取れない事になるのです
顔の表情で 目は余り変化が見られませんが 口の表情 口角の変化 口を一文字に閉じている 不安や不満に感じている 又は口を開けて歯が見える 笑っている・・・は大きな変化と成ります。
経験の無い体験 例えば初めての場所 知らない人 知らないわんちゃんに遭遇・・・・
パパやママが緊張していない 声の質も穏やか 顔も笑っている・・・うん!安全な場所だと成りますが 緊張していない 声も穏やか・・・でも笑っていない ??・・・どっち 安全? に成る事もあります
稀に 愛犬を褒める時も 叱る時も同じ声(質・トーン)で伝える方が居ます 更に男性で年配の方は知らない場所でも然程緊張をしない方の場合 顔の表情が読み取れない(マスク着用)では 愛犬には特に変化なし 安全か不安なのか 判断を誤る場合が生じます
パパやママが大きな危険を感じている場合は 必然と声の質も変化し 緊張感も伝わりますが 然程でも無い場合は・・・・一つ判断基準が不足し判断を誤ったり 迷う事で 些細なトラブルに成る事も有り得ます
些細なトラブルが高じて 大きなトラブルに発展するケースもあります。
コロナ過でパパやママがマスクを日常的に着用し 愛犬が迷ったり 判断を誤った・・・何時もと違う行動をした 何可変だな?と感じた事は有りませんか? それは マスクで顔の表情が読み取れなかった事にあります。
愛犬と接する時は 常にマスクを外し 愛犬に良く伝わる様にする事が大切ですね
コロナ過だけでは無く 花粉症や季節的インフルエンザ(風邪)等でマスク着用を余儀無くされる場合も有ります
日頃から 声質の変化も大切です。
叱る時・止める時・危険な時は 声の質を落とす低い声 低いトーンで語尾を切る 端的な伝え方
安心で安全 褒める・時楽しい時は 声の質も高く 楽しい声 語尾を延ばす
人の子に接する場合でも 〇〇ちゃ〜ん〜良い子ね〜 と軽やかに伝えますよね でも危険な時・止める時は、〇〇違う!と窮屈(きつい)声で伝えますよね
私の場合は 愛犬ルークを呼ぶ時「る〜く〜」と「るー!」 ちょろこには「ちょろちゃん」「ちょろ!」と 安心な時褒める時は ちゃんを付けたり 語尾を伸ばし軽やかに 対し 止める時は 極力短く端的に強い口調で伝え 使い分けをしていました
愛犬と接する場合は 例え危険であっても不安感を助長させない為に 常に毅然とした態度(平常心)で接し 声の質と顔の表情を極端に変化させて 今は大丈夫 今はダメと解り易く コミニケーションを取る事をお勧めします。
顔の表情は 愛犬にとって大切な要因(判断基準)です
愛犬が見つめて来る(アイコンタクト)は パパやママに仰ぐ どうしたら良いの これて良いの・・と訪ねるている行為なのですから
コロナの制限が緩和されました 習慣的にマスク着用をされている方も 愛犬と接する場合は極力マスクをはずし 満面の笑みで接してくださいね
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この誠犬塾は 腕白ファーム&フィールドの管理人
愛犬飼育管理士が ドッグランの運営の経験、独学で学んだ
犬学と犬の行動学を元に 書いています。
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