以前の記事で 日本はペット途上国と書いたと思います
どうしたら ペット先進国と言われる欧米諸国やアメリカ等と並べるのか
先ずこの問題を考える為には ペットと言うカテゴリーを考える事が先ではないかと思う
何故なら ペットと言う範囲は 今の日本においては 人(人間)以外の生き物全般を示し 飼育を認められている生き物(自然界で生きる生き物は 動物愛護から捕獲飼育を禁止されている)とされています。
飼育が認められている生き物は ペットショップで販売されている生き物と 考えれば良く解ると思います
ペット 飼育可能生き物には 主に宅内飼育(鳥・うさぎ・りす・ねずみなどの小動物と爬虫類・魚類など)と宅内外飼育(犬・猫・ミニ豚など宅外の散歩が伴う生き物)の違いが有る 馬やロバ等は、宅内飼育は出来ないので牧場や類する環境で飼育され家畜の分類である
宅内飼育の生き物は 日々背の生活では人と同じ環境を使用する事は粗無い 災害時に於いて 同行避難の可能な生き物は 概ねがケージや篭で持ち運べる生き物に限られると思います
また 馬やロバなど 大型の生き物は 野外に飼育環境が必要で 災害時もその環境で飼育者が保護する事になる
問題になるのが 日々の生活 飼育において 宅内と一般環境 道路や公園など人と同じ環境を利用する生き物に付いて 絞って考える必要が有ると思う
更に 宅内外飼育の生き物にも 犬は粗飼育犬であるが 猫は野生も存在する ミニ豚などは特例種で粗飼育動物
これらから 飼育動物 生き物に カテゴリー分けが必要と思います
ペット一種 主に宅内飼育で水槽などの飼育環境で持ち出しが不可な生き物(爬虫類・魚類など)
ペット二種 主に宅内飼育で ケージや篭で持ち運びの可能な生き物(鳥・うさぎ・りす・鼠など)
ペット三種 宅内外飼育が伴う生き物 散歩など(犬・猫・ミニ豚など)
ペット四種 主に専用の施設が必要で 施設外に出ない生き物 (ロバや馬など)
この4種の分類の 平時においても有事においても 非飼育者と関わる生き物 ペット三種と 災害時のみ非飼育者と関わる可能性の有るペット二種で 一種と四種は除外し かつ飼育環境の生き物(野生は除外)に限り 考えるのが妥当と思います。
従って ペット三種の生き物 犬や猫、ミニ豚などに関し 色々なルールを課す事で 平時においても有事においても 非飼育者とのトラブルを回避する手立てに成ると考えます
そこで 必要となるのが 以下の三点です
1.飼育者意識 2.地域の意識や環境 3.ペット税
1飼育者意識とは
飼育方法 飼育する為には その生き物の資質や本能を知る義務 飼育法講習
飼育前若しくは飼育一年以内に 飼育法講習会を受講する義務
毎年狂犬病接種時に 飼育環境や飼育法の再確認 アンケートや調書の提出
飼育頭数の制限 若しくは多頭飼育の飼育環境の規定を設ける
2地域の意識・環境
地域ドッグランや施設の充実 地域の飼育軒数当りに専用の施設を開設
定期的な講習会の開催 1と同様に毎年狂犬病接種時に 飼育環境や飼育法の再確認 アンケートや調書の確認 と 年に数回 地域の施設で講習会や相談会、災害時の同行避難講習などの開催
3ペット税
ペット二種 三種を対象にした 課税
これら3つの方策で 平時、有事に関し 非飼育者の理解を得る事 トラブルを減少させられると思います。
1.飼育者意識 2.地域の意識や環境 3.ペット税 に関し もう少し詳しく考えてみようと思います。
ペット先進国になるには
ペット先進国になるには 飼育者意識
ペット先進国になるには 地域の意識や環境
ペット先進国になるには ペット税
2022年09月28日
ペット先進国になるには
posted by seikenjyuku at 16:51| Comment(0)
| essai エッセイ
ペット先進国になるには ペット税
ペット先進国になるには に付いて書いて来ました その為には 1.飼育者意識 2.地域の意識や環境 3.ペット税 と言う事に付いて考えないと いけません
では ペット税に付いて考えると 先ず何の為に課税を課すか と言う点を明確にしないと 批判や反対が間違いなく起きると思います。
日本国内でも 明治時代から昭和50年代まで存在していたのが「犬税」です、昭和30年には、全国で2,700もの自治体に犬税が導入されていたそうです。
犬税は、犬を保有していることに対して課される法定外普通税でした。
法定外普通税とは、市町村が総務大臣(犬税があった当時は自治大臣)に許可を受けて課すことができる税金のことです。
つまり、犬税は国ではなく、自治体単位で設けられていました。
犬税の目的 設けられた背景は概ねが 環境美化施策の一環として、犬の放置フン対策や その啓発・啓蒙に関わる費用の捻出が目的だといわれています
しかし 飼育者の意識 散歩などで排泄物をきちんと片付ける人 ルールを守らない人 そもそも飼育の届出(犬鑑札)をされない方が多く 不平等と言う批判が多く また 昨今では愛犬家の意識が向上して 放置糞が減った事から 廃止され 現在は無いのでは・・・未確認です。
今日は 消費税と言う税制があり ペットの購入時 飼育用品 餌など 全てに消費税が課せられています 人の消費する食材は 簡易税法で8% ですがペットの餌やおやつは類は 一般消費税の10% など飼育に伴う全ての物に課税は既にされているとも言えます。
言い換えれば 人以外の生き物 物とし区別されているので 自動車を購入すると自動車取得税・自動車税(毎年の)・ガソリン税 と同様に ペット購入税(ペット購入時の税金)・ペット飼育税(年額いくら、の税金)・ペット関連商品税(ペットフードなどへの課税)と言うイメージかな・・・笑
今回 考えるペット税は 放置糞などの対策では無く 以下の目的に関わる諸費用を負担する課税
@ 飼育者の意識向上の為の費用(飼育法講習会や定期講習会など)
A 公共の環境整備の費用(飼育者間の交流や講習の場・地域ドッグラン等の整備費)
B 有事の愛犬同行避難・同伴避難場所の整備に関する費用
課税対象は 前回にも書いた ペットのカテゴリーによる課税の対象を明確にする事が必要と思います。
@ 宅内飼育と公共の場所(道路や公園など)を利用する・災害時に同行避難を対象とするペット
A 平時は宅内飼育で 有事にはケージや篭などで同行避難を推奨するペット
B 主に宅内飼育で有事に同行避難を奨励しないペット(爬虫類・魚類)など
@は文句無く課税対象 Aは減額課税 Bは非課税 と言う感じでしょうか
車で言うなら 大型車 小型車 公道を走行しない小型特殊車 等に課せられる税金のイメージ
課税方法は 特別ペット税・・・と言うと 飼育者負担が増し 反感が多いと思うので
現行の 購入時の飼育登録費に 若干取得税を加える 例えば 鑑札費3,000円+取得税1000円
毎年の課税は 狂犬病予防接種時に 例えば 接種費3,500円+年税1000円とする
可能ならば、ガソリン税や酒類の様に フードや用品にも販売価格に一律ペット税を加算する(ペットショップが事業申告で、預かり消費税+預かりペット税を納付する)事で 飼育者の毎年の課税額を少なく出来ると思います
この方法なら 全てのペットに関し 何らかの課税となり 飼育ペットの種類で課税がも異なり 有事に同行避難を推奨するペットは 全額課税 同行避難をしないペットは 間接税のみとなります。
ペット税を課す事で 飼育者意識も向上 また課税を課す事で安易なペット購入者を抑止できる
更に 課税される事で 飼育者と非飼育者との税金使用の格差 平等性が保てる
これらの財源で ペット先進国と言われる ドイツなど欧米諸国と同様な環境となる
また 愛犬同行・同伴避難施設の整備にも改善が期待できる 良い事ばかりと私は思う。
ペット先進国になるには
ペット先進国になるには 飼育者意識
ペット先進国になるには 地域の意識や環境
ペット先進国になるには ペット税
では ペット税に付いて考えると 先ず何の為に課税を課すか と言う点を明確にしないと 批判や反対が間違いなく起きると思います。
日本国内でも 明治時代から昭和50年代まで存在していたのが「犬税」です、昭和30年には、全国で2,700もの自治体に犬税が導入されていたそうです。
犬税は、犬を保有していることに対して課される法定外普通税でした。
法定外普通税とは、市町村が総務大臣(犬税があった当時は自治大臣)に許可を受けて課すことができる税金のことです。
つまり、犬税は国ではなく、自治体単位で設けられていました。
犬税の目的 設けられた背景は概ねが 環境美化施策の一環として、犬の放置フン対策や その啓発・啓蒙に関わる費用の捻出が目的だといわれています
しかし 飼育者の意識 散歩などで排泄物をきちんと片付ける人 ルールを守らない人 そもそも飼育の届出(犬鑑札)をされない方が多く 不平等と言う批判が多く また 昨今では愛犬家の意識が向上して 放置糞が減った事から 廃止され 現在は無いのでは・・・未確認です。
今日は 消費税と言う税制があり ペットの購入時 飼育用品 餌など 全てに消費税が課せられています 人の消費する食材は 簡易税法で8% ですがペットの餌やおやつは類は 一般消費税の10% など飼育に伴う全ての物に課税は既にされているとも言えます。
言い換えれば 人以外の生き物 物とし区別されているので 自動車を購入すると自動車取得税・自動車税(毎年の)・ガソリン税 と同様に ペット購入税(ペット購入時の税金)・ペット飼育税(年額いくら、の税金)・ペット関連商品税(ペットフードなどへの課税)と言うイメージかな・・・笑
今回 考えるペット税は 放置糞などの対策では無く 以下の目的に関わる諸費用を負担する課税
@ 飼育者の意識向上の為の費用(飼育法講習会や定期講習会など)
A 公共の環境整備の費用(飼育者間の交流や講習の場・地域ドッグラン等の整備費)
B 有事の愛犬同行避難・同伴避難場所の整備に関する費用
課税対象は 前回にも書いた ペットのカテゴリーによる課税の対象を明確にする事が必要と思います。
@ 宅内飼育と公共の場所(道路や公園など)を利用する・災害時に同行避難を対象とするペット
A 平時は宅内飼育で 有事にはケージや篭などで同行避難を推奨するペット
B 主に宅内飼育で有事に同行避難を奨励しないペット(爬虫類・魚類)など
@は文句無く課税対象 Aは減額課税 Bは非課税 と言う感じでしょうか
車で言うなら 大型車 小型車 公道を走行しない小型特殊車 等に課せられる税金のイメージ
課税方法は 特別ペット税・・・と言うと 飼育者負担が増し 反感が多いと思うので
現行の 購入時の飼育登録費に 若干取得税を加える 例えば 鑑札費3,000円+取得税1000円
毎年の課税は 狂犬病予防接種時に 例えば 接種費3,500円+年税1000円とする
可能ならば、ガソリン税や酒類の様に フードや用品にも販売価格に一律ペット税を加算する(ペットショップが事業申告で、預かり消費税+預かりペット税を納付する)事で 飼育者の毎年の課税額を少なく出来ると思います
この方法なら 全てのペットに関し 何らかの課税となり 飼育ペットの種類で課税がも異なり 有事に同行避難を推奨するペットは 全額課税 同行避難をしないペットは 間接税のみとなります。
ペット税を課す事で 飼育者意識も向上 また課税を課す事で安易なペット購入者を抑止できる
更に 課税される事で 飼育者と非飼育者との税金使用の格差 平等性が保てる
これらの財源で ペット先進国と言われる ドイツなど欧米諸国と同様な環境となる
また 愛犬同行・同伴避難施設の整備にも改善が期待できる 良い事ばかりと私は思う。
ペット先進国になるには
ペット先進国になるには 飼育者意識
ペット先進国になるには 地域の意識や環境
ペット先進国になるには ペット税
posted by seikenjyuku at 16:44| Comment(0)
| essai エッセイ
ペット先進国になるには 地域の意識や環境
前回の記事 ペット先進国になるには 飼育者意識 飼育者の意識向上には 日本国内の飼育環境を変える必要が有ると書きました。
繰り返しますが
家庭で飼育されている数は 国の推計飼育頭数 犬:890万3千頭、猫:964万9千頭。
犬猫の飼育家庭は 全世帯数の 22.42%と考えると 5世帯に1世帯は 犬か猫の飼育世帯となります
一宮市で 近隣地域を含むと 一宮保健所 34,043 春日井保健所 30,831 江南保健所 18,881 師勝保健所 10,142 で約92,000頭に成ります。
近隣には 無料の庄内緑地 極楽寺 高速道路SAと 民間の有料施設が、私の管理する施設を含め 3〜4箇所ありますが やはり頭数あたりの 数としては少ないと思います。
ドッグランと言う施設が生まれた背景とは
昔 アメリカのニューヨークマンハッタンで 景気の悪い時代 浮浪者 ホームレスが増え 犯罪が多発し 市を守る行政が 犯罪数に対し警察官の不足もあり 混迷していた
その頃 愛犬の散歩で市内には 多くの排泄物が放置され それも問題視されていた
町の中心部 大きな公園には多くの ホームレス犯罪の基が住み付き危険な状態でした
その時 思い付いた方法が 街の中心の公園に 愛犬用の施設を設け 排泄排尿の場として飼育者達に開放、その代わりに 愛犬を散歩させる愛犬家による 市民パトロールを依頼する 方策でした
結果 街中の排泄物の放置が減少し 街が衛生的になり 犬を連れて散歩する事で 犯罪の抑止にもなり 市民から多くの評価が得られた この評価からアメリカ全土に広まり 今日のドッグランの原型と成ったと言われています。
そもそも ドッグランとは 犬をリードから放ち 自由に遊ばせる空間では無く 多様な犬と関わり また他の飼育者と関わり 市愛犬の社会化促進を図ること
更に その施設を運営する為に 飼育者が話し合い ルールを作り 飼育者の自己啓発 飼育者の意識向上が目的の施設であったが・・・・
その仕組みの 器だけ ドッグランと言う空間だけが伝わり 現在では管理人も無く 一部の愛犬家が占拠したり 自己中心的な考えなどで 無法地帯化している
愛犬家の中には 特に無料のドッグランは かえって危険と利用を避ける人も多く居るのが現実です。
先に書いた通り そのドッグランの数自体も 飼育頭数に比較して 絶対数が少なすぎます。
尾張地区 一宮保健所 34,043 春日井保健所 30,831 江南保健所 18,881 師勝保健所 10,142 で約92,000頭に成ります
月に1〜2回 利用するとなると・・・10箇所でも対象になる数は9,200頭 100箇所有っても920匹です。
少なすぎると思いませんか?
仮に ドッグランを利用せずとも 参歩や公園などで 愛犬家の飼育する他の犬と 交流し社会化を養っている飼育犬は居るでしょう・・・でもどの程度居るのでしょうか この程度です。
大規模災害時 一宮市全域が被災した場合 市の避難所には 登録されている犬 24,649頭が同行避難してくる事に成ります その中で飼育者の意識の高い方 愛犬の社会化が十分に養われていると思われる飼育犬は 多く見積もっても3割にも満たない・・・・その他の犬達は 知らない犬とどう関わるのか・・・・疑問ですね。
しかし これは飼育犬と言うより、飼育者の意識の問題と言えます
ではどうしたら 飼育者の意識向上になるか・・・
そもそも 災害時に同行避難 自宅に飼育犬を残さない事を、どの程度の人が知っているのかさえ 疑問ですよね
飼育者に周知して頂く方法・・一番の方法は やはり登録時と毎年行う 狂犬病予防注射時の啓蒙が良いと思います。
しかし 現在の予防接種は 掛かり付けの動物病院 又は集団接種会場で 接種するのみ 精精案内のチラシを受け取るのみ・・・多分ゴミになっているでしょう・・・・嘆かわしいですね
飼育者皆さんに飼育法 飼育意識を向上 多面な事柄を周知して頂くにはどうしたら良いか・・
やはり ドイツの様に 飼育を希望する方は事前に 飼育法講習を受講し 終了証を提示し 購入する制度が必要
そして 毎年行われる 狂犬病予防時に 少なくとも3年に1回 講習を受けて頂く・・・自動車免許の更新時の講習の様に受講を義務化する事と思います
いわゆる 飼育者免許の発行 更新時の講習の義務を課す事が 良いと思います
更に 愛犬の社会化促進には 地域のドッグランなど 飼育犬の施設を整備し 広く交流を促し 愛犬家同士の親睦や 協調性を養って抱く事 飼育意識の向上に繋がると思います
地域ドッグランや施設の数は その地域の飼育頭数に換算する 数が求められます
しかし これらの政策を行う為には・・・莫大な費用が必要となります
施設の整備 飼育法の周知 飼育法の講習(専門家・訓練士や獣医師の依頼)・・・・
愛知県の子供の数は 約1018,000人 未就学児童はその約3割 約340,000人 対し愛知県の登録犬数は432,025頭・・・未就学児童数より多い位に成ります ・・・
従って 保育園の整備に匹敵する規模の予算が必要となります・・・・頭が痛い予算ですね
人の子 子育て世代以外の人たちも 過っては子育て世代だったので 税金の使用に関して異論を言う方は殆ど居ません
しかし 飼育者は全世帯の3割にも満たない 非飼育者が圧倒的に多いから 税金の使い方には異論が必ず生じます
打開策は ペット税 犬猫税で飼育者は 住民税の様に 住犬税を負担し 平等化を計るしか術は無いと思います。
ペット先進国になるには
ペット先進国になるには 飼育者意識
ペット先進国になるには 地域の意識や環境
ペット先進国になるには ペット税
繰り返しますが
家庭で飼育されている数は 国の推計飼育頭数 犬:890万3千頭、猫:964万9千頭。
犬猫の飼育家庭は 全世帯数の 22.42%と考えると 5世帯に1世帯は 犬か猫の飼育世帯となります
一宮市で 近隣地域を含むと 一宮保健所 34,043 春日井保健所 30,831 江南保健所 18,881 師勝保健所 10,142 で約92,000頭に成ります。
近隣には 無料の庄内緑地 極楽寺 高速道路SAと 民間の有料施設が、私の管理する施設を含め 3〜4箇所ありますが やはり頭数あたりの 数としては少ないと思います。
ドッグランと言う施設が生まれた背景とは
昔 アメリカのニューヨークマンハッタンで 景気の悪い時代 浮浪者 ホームレスが増え 犯罪が多発し 市を守る行政が 犯罪数に対し警察官の不足もあり 混迷していた
その頃 愛犬の散歩で市内には 多くの排泄物が放置され それも問題視されていた
町の中心部 大きな公園には多くの ホームレス犯罪の基が住み付き危険な状態でした
その時 思い付いた方法が 街の中心の公園に 愛犬用の施設を設け 排泄排尿の場として飼育者達に開放、その代わりに 愛犬を散歩させる愛犬家による 市民パトロールを依頼する 方策でした
結果 街中の排泄物の放置が減少し 街が衛生的になり 犬を連れて散歩する事で 犯罪の抑止にもなり 市民から多くの評価が得られた この評価からアメリカ全土に広まり 今日のドッグランの原型と成ったと言われています。
そもそも ドッグランとは 犬をリードから放ち 自由に遊ばせる空間では無く 多様な犬と関わり また他の飼育者と関わり 市愛犬の社会化促進を図ること
更に その施設を運営する為に 飼育者が話し合い ルールを作り 飼育者の自己啓発 飼育者の意識向上が目的の施設であったが・・・・
その仕組みの 器だけ ドッグランと言う空間だけが伝わり 現在では管理人も無く 一部の愛犬家が占拠したり 自己中心的な考えなどで 無法地帯化している
愛犬家の中には 特に無料のドッグランは かえって危険と利用を避ける人も多く居るのが現実です。
先に書いた通り そのドッグランの数自体も 飼育頭数に比較して 絶対数が少なすぎます。
尾張地区 一宮保健所 34,043 春日井保健所 30,831 江南保健所 18,881 師勝保健所 10,142 で約92,000頭に成ります
月に1〜2回 利用するとなると・・・10箇所でも対象になる数は9,200頭 100箇所有っても920匹です。
少なすぎると思いませんか?
仮に ドッグランを利用せずとも 参歩や公園などで 愛犬家の飼育する他の犬と 交流し社会化を養っている飼育犬は居るでしょう・・・でもどの程度居るのでしょうか この程度です。
大規模災害時 一宮市全域が被災した場合 市の避難所には 登録されている犬 24,649頭が同行避難してくる事に成ります その中で飼育者の意識の高い方 愛犬の社会化が十分に養われていると思われる飼育犬は 多く見積もっても3割にも満たない・・・・その他の犬達は 知らない犬とどう関わるのか・・・・疑問ですね。
しかし これは飼育犬と言うより、飼育者の意識の問題と言えます
ではどうしたら 飼育者の意識向上になるか・・・
そもそも 災害時に同行避難 自宅に飼育犬を残さない事を、どの程度の人が知っているのかさえ 疑問ですよね
飼育者に周知して頂く方法・・一番の方法は やはり登録時と毎年行う 狂犬病予防注射時の啓蒙が良いと思います。
しかし 現在の予防接種は 掛かり付けの動物病院 又は集団接種会場で 接種するのみ 精精案内のチラシを受け取るのみ・・・多分ゴミになっているでしょう・・・・嘆かわしいですね
飼育者皆さんに飼育法 飼育意識を向上 多面な事柄を周知して頂くにはどうしたら良いか・・
やはり ドイツの様に 飼育を希望する方は事前に 飼育法講習を受講し 終了証を提示し 購入する制度が必要
そして 毎年行われる 狂犬病予防時に 少なくとも3年に1回 講習を受けて頂く・・・自動車免許の更新時の講習の様に受講を義務化する事と思います
いわゆる 飼育者免許の発行 更新時の講習の義務を課す事が 良いと思います
更に 愛犬の社会化促進には 地域のドッグランなど 飼育犬の施設を整備し 広く交流を促し 愛犬家同士の親睦や 協調性を養って抱く事 飼育意識の向上に繋がると思います
地域ドッグランや施設の数は その地域の飼育頭数に換算する 数が求められます
しかし これらの政策を行う為には・・・莫大な費用が必要となります
施設の整備 飼育法の周知 飼育法の講習(専門家・訓練士や獣医師の依頼)・・・・
愛知県の子供の数は 約1018,000人 未就学児童はその約3割 約340,000人 対し愛知県の登録犬数は432,025頭・・・未就学児童数より多い位に成ります ・・・
従って 保育園の整備に匹敵する規模の予算が必要となります・・・・頭が痛い予算ですね
人の子 子育て世代以外の人たちも 過っては子育て世代だったので 税金の使用に関して異論を言う方は殆ど居ません
しかし 飼育者は全世帯の3割にも満たない 非飼育者が圧倒的に多いから 税金の使い方には異論が必ず生じます
打開策は ペット税 犬猫税で飼育者は 住民税の様に 住犬税を負担し 平等化を計るしか術は無いと思います。
ペット先進国になるには
ペット先進国になるには 飼育者意識
ペット先進国になるには 地域の意識や環境
ペット先進国になるには ペット税
posted by seikenjyuku at 16:43| Comment(0)
| essai エッセイ
ペット先進国になるには 飼育者意識
日本がペット先進国になるには 飼育者の意識を向上させる 術が必要と常々感じています。
以前の記事にも書きましたが 日本に古くから犬を、家畜として飼育したてた者が特定(狩猟者またぎ)で少少なく 一般の人達で 犬を家畜として飼い 共に暮らす習慣が薄いと思う。
しかし 歴史では 他の諸外国と同様に1万年以上前から 犬と暮らしていた事を示す 遺跡なども存在する
日本は古くから 神を祭る文化で 古くから犬が民を助けた 一緒に戦ったと言う 伝説や民話が有るくらい 犬と暮らしていた。
一方時代の流れと共に 平原の少ない日本では牧羊は少なく 牛や豚等の食用家畜も少なく 食用たんぱく質で有る食肉は、鳥や小動物が多く その中に食用犬も含まれていた
しかし 仏教が伝わり 食用犬が禁止され 一部の階級? 上流? 武士や商人など一部の人達が座敷犬の様に扱ったが 庶民には縁遠い存在と成ったとて言われている
時代が変わり 犬との関係も概ねが野良犬を拾う 知人の飼育犬 子犬を譲り受け 庭先などに係留飼育が多かった
日本には 狩猟や牧羊などと言う いわゆる仕事犬 ワーキングドックと言う風習が無く 犬種も少なかったことも背景に有ると思われる
終戦後 進駐軍の影響もあり 徐々に増えてきたが 一般庶民にはやはり 飼育者は少なかった
高度成長期と共に 昭和43年(1968年)から昭和59年(1984年)までの16年間に渡り、登録犬数第一位を独占していたマルチーズ・ポメラニアン・ヨークシャーテリアと共に「御三家」と呼ばれていました。
お座敷犬ブームの火付け役としても知られて、「抱き犬」として人気を集めました・・・
これは 江戸時代の余波とも思われ 愛玩犬と言われる所以ではないかなと思う
この様な歴史からも 人と犬との共生 共に生きると言う文化に乏しい日本では 一部の溺愛愛犬家を除き 概ねが 犬の資質、本能を良く知り人も少なく 可愛いから・・・と言う関係に過ぎないのが現状と感じる
過去の記事でも書いているが 犬の資質、本能には 1万3千年以上昔から 人と暮らして来た歴史からも 人と暮らす術を遺伝で受け継がれている動物である 犬 ・・・・知らない 気付いていないのは人 飼育者だという事ですね
(過去記事 愛犬が良い子に成る秘訣を教えます Vol-1〜5 その他過去記事を参照下さい)
現在の人と犬との環境は・・・・
家庭で飼育されている数は 国の推計飼育頭数 犬:890万3千頭、猫:964万9千頭。
犬猫の飼育家庭は 全世帯数の 22.42%と考えると 5世帯に1世帯は 犬か猫の飼育世帯となります。
愛知県の犬登録頭数は454,922頭 人口100人あたりでは 6.06頭 に対し ネット検索で表示される愛知県のドッグラン数は 事業者・公的・高速道路SAを含め 36ヶ所?とも45ヶ所とも
仮に45箇所と仮定しても 1万匹以上が対象 月に1回利用として1ヶ月30日 1日約380頭の犬が利用する事になります・・・・有り得ません 概ねが週末利用が多いので 週末と平日を8割と1割計算でも とんでもない数になります。
(厚生労働省 都道府県別の犬の登録頭数と予防注射頭数等(平成26年度〜令和2年度))
登録されている数に対し 犬が学ぶ場所 飼育舎が学ぶ場所環境が 少ないのが現実ですね
私の管理する愛犬の施設は一宮市で 近隣地域を含むと 一宮保健所 34,043 春日井保健所 30,831 江南保健所 18,881 師勝保健所 10,142 で約92,000頭に成ります 利用者は1割にも満たしません
近隣には 無料の庄内緑地 極楽寺 高速道路SAと 民間の有料施設が2箇所ありますが やはり1割の利用者にもなりません
ドッグランを利用せずとも 参歩や公園などで 愛犬家の飼育する他の犬と 交流し社会化を養っている飼育犬はどの程度居るのでしょうか 施設未利用者約9割で・・・約3割と仮定
大規模災害時 一宮市全域が被災した場合 市の避難所には 登録されている犬 24,649頭が同行避難してくる事に成ります その中で愛犬の社会化が十分に養われていると思われる飼育犬は 4割にも満たない・・・・その他の犬達は 知らない犬とどう関わるのか・・・・疑問ですね。
しかし これは飼育犬と言うより、飼育者の意識の問題と言えます
ではどうしたら 飼育者の意識向上になるか・・・
そもそも 災害時に同行避難 自宅に飼育犬を残さない事を、どの程度の人が知っているのかさえ 疑問ですよね
飼育者に周知して頂く方法・・一番の方法は やはり登録時と毎年行う 狂犬病予防注射時の啓蒙が良いと思います。
しかし 現在の予防接種は 掛かり付けの動物病院 又は集団接種会場で 接種するのみ 精精案内のチラシを受け取るのみ・・・多分ゴミになっているでしょう・・・・嘆かわしいですね
本来は何事も 社会を変えるのではなく 自らが代わる事が成長であり 物事の問題解決の術でありますが・・・飼育者自身が代わる 自ら学ぶ事を期待するには 既に遅すぎると思います。
ならば 日本国が代わるべきと私は思います
現在犬猫に関して 国の方策では何もされていないと言っても過言ではありません
厚生労働省 保健所の働きかけは 狂犬病から人を守る為の行為であり 犬を守る政策では無い!
自然環境賞の動物愛護は 動物全般の愛護を目的とし 人と暮らす犬猫に特化した事柄にも 指針は有っても強制力の無い制度といえます。
本来であれば 人と暮らす動物は「家畜」であり 物ではありません 生き物です 欧米諸国の大半は 家畜として農林水産省が所轄となり管理されています。
国が抜本的に考えを改め 人と暮らす動物に対しての環境を整備する事が 受け皿を用意し 飼育舎の意識を自発的に向上させる様に導く事が 皆無と思います。
では どうしたら良い環境になるか・・・考えて見ましょう
ペット先進国になるには
ペット先進国になるには 飼育者意識
ペット先進国になるには 地域の意識や環境
ペット先進国になるには ペット税
以前の記事にも書きましたが 日本に古くから犬を、家畜として飼育したてた者が特定(狩猟者またぎ)で少少なく 一般の人達で 犬を家畜として飼い 共に暮らす習慣が薄いと思う。
しかし 歴史では 他の諸外国と同様に1万年以上前から 犬と暮らしていた事を示す 遺跡なども存在する
日本は古くから 神を祭る文化で 古くから犬が民を助けた 一緒に戦ったと言う 伝説や民話が有るくらい 犬と暮らしていた。
一方時代の流れと共に 平原の少ない日本では牧羊は少なく 牛や豚等の食用家畜も少なく 食用たんぱく質で有る食肉は、鳥や小動物が多く その中に食用犬も含まれていた
しかし 仏教が伝わり 食用犬が禁止され 一部の階級? 上流? 武士や商人など一部の人達が座敷犬の様に扱ったが 庶民には縁遠い存在と成ったとて言われている
時代が変わり 犬との関係も概ねが野良犬を拾う 知人の飼育犬 子犬を譲り受け 庭先などに係留飼育が多かった
日本には 狩猟や牧羊などと言う いわゆる仕事犬 ワーキングドックと言う風習が無く 犬種も少なかったことも背景に有ると思われる
終戦後 進駐軍の影響もあり 徐々に増えてきたが 一般庶民にはやはり 飼育者は少なかった
高度成長期と共に 昭和43年(1968年)から昭和59年(1984年)までの16年間に渡り、登録犬数第一位を独占していたマルチーズ・ポメラニアン・ヨークシャーテリアと共に「御三家」と呼ばれていました。
お座敷犬ブームの火付け役としても知られて、「抱き犬」として人気を集めました・・・
これは 江戸時代の余波とも思われ 愛玩犬と言われる所以ではないかなと思う
この様な歴史からも 人と犬との共生 共に生きると言う文化に乏しい日本では 一部の溺愛愛犬家を除き 概ねが 犬の資質、本能を良く知り人も少なく 可愛いから・・・と言う関係に過ぎないのが現状と感じる
過去の記事でも書いているが 犬の資質、本能には 1万3千年以上昔から 人と暮らして来た歴史からも 人と暮らす術を遺伝で受け継がれている動物である 犬 ・・・・知らない 気付いていないのは人 飼育者だという事ですね
(過去記事 愛犬が良い子に成る秘訣を教えます Vol-1〜5 その他過去記事を参照下さい)
現在の人と犬との環境は・・・・
家庭で飼育されている数は 国の推計飼育頭数 犬:890万3千頭、猫:964万9千頭。
犬猫の飼育家庭は 全世帯数の 22.42%と考えると 5世帯に1世帯は 犬か猫の飼育世帯となります。
愛知県の犬登録頭数は454,922頭 人口100人あたりでは 6.06頭 に対し ネット検索で表示される愛知県のドッグラン数は 事業者・公的・高速道路SAを含め 36ヶ所?とも45ヶ所とも
仮に45箇所と仮定しても 1万匹以上が対象 月に1回利用として1ヶ月30日 1日約380頭の犬が利用する事になります・・・・有り得ません 概ねが週末利用が多いので 週末と平日を8割と1割計算でも とんでもない数になります。
(厚生労働省 都道府県別の犬の登録頭数と予防注射頭数等(平成26年度〜令和2年度))
登録されている数に対し 犬が学ぶ場所 飼育舎が学ぶ場所環境が 少ないのが現実ですね
私の管理する愛犬の施設は一宮市で 近隣地域を含むと 一宮保健所 34,043 春日井保健所 30,831 江南保健所 18,881 師勝保健所 10,142 で約92,000頭に成ります 利用者は1割にも満たしません
近隣には 無料の庄内緑地 極楽寺 高速道路SAと 民間の有料施設が2箇所ありますが やはり1割の利用者にもなりません
ドッグランを利用せずとも 参歩や公園などで 愛犬家の飼育する他の犬と 交流し社会化を養っている飼育犬はどの程度居るのでしょうか 施設未利用者約9割で・・・約3割と仮定
大規模災害時 一宮市全域が被災した場合 市の避難所には 登録されている犬 24,649頭が同行避難してくる事に成ります その中で愛犬の社会化が十分に養われていると思われる飼育犬は 4割にも満たない・・・・その他の犬達は 知らない犬とどう関わるのか・・・・疑問ですね。
しかし これは飼育犬と言うより、飼育者の意識の問題と言えます
ではどうしたら 飼育者の意識向上になるか・・・
そもそも 災害時に同行避難 自宅に飼育犬を残さない事を、どの程度の人が知っているのかさえ 疑問ですよね
飼育者に周知して頂く方法・・一番の方法は やはり登録時と毎年行う 狂犬病予防注射時の啓蒙が良いと思います。
しかし 現在の予防接種は 掛かり付けの動物病院 又は集団接種会場で 接種するのみ 精精案内のチラシを受け取るのみ・・・多分ゴミになっているでしょう・・・・嘆かわしいですね
本来は何事も 社会を変えるのではなく 自らが代わる事が成長であり 物事の問題解決の術でありますが・・・飼育者自身が代わる 自ら学ぶ事を期待するには 既に遅すぎると思います。
ならば 日本国が代わるべきと私は思います
現在犬猫に関して 国の方策では何もされていないと言っても過言ではありません
厚生労働省 保健所の働きかけは 狂犬病から人を守る為の行為であり 犬を守る政策では無い!
自然環境賞の動物愛護は 動物全般の愛護を目的とし 人と暮らす犬猫に特化した事柄にも 指針は有っても強制力の無い制度といえます。
本来であれば 人と暮らす動物は「家畜」であり 物ではありません 生き物です 欧米諸国の大半は 家畜として農林水産省が所轄となり管理されています。
国が抜本的に考えを改め 人と暮らす動物に対しての環境を整備する事が 受け皿を用意し 飼育舎の意識を自発的に向上させる様に導く事が 皆無と思います。
では どうしたら良い環境になるか・・・考えて見ましょう
ペット先進国になるには
ペット先進国になるには 飼育者意識
ペット先進国になるには 地域の意識や環境
ペット先進国になるには ペット税
posted by seikenjyuku at 16:42| Comment(0)
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