なかなか平常時には 準備しなくては・・・と思いつつ 日が経つにつれ忘れてしまうのが現状でしょ
しかし若し ご自身の住まわれる地域で 大規模震災が発生したら・・・
どうされますか?
前回は 災害時だけではなく ご自身が、家族皆さんが病気に成ったら 家族旅行時に事故に遭遇し全員入院に成ったら・・・と 色々な想定について書きました。
危機管理 平常時の準備Vol-1
危機管理 平常時の準備Vol-2
危機管理 平常時の準備Vol-3
今回は 震災など災害時愛犬と避難する 自助に付いて お話します。
概ね 災害時一般の避難所は 愛犬と同行避難だけで 一緒に避難所(室内)に入る 同伴は難しいでしょう
避難所に届出だけして 避難所での生活ではなく 避難所敷地内 若しくは 近隣の公園 公共の駐車場 自宅の余地(完全崩壊、火災を避けられた場合)で 自助避難を余儀なくされると思います。
自助とは そのまま自分の身は自分で守ると言う事です
避難所敷地内若しくは 自宅の近くに避難所が有れば 避難物資を受けに常に避難所へ行けますが 遠方な場合や 経路が寸断されている場合は 物資を受ける事が困難に成ります
従って 仮の住まいから 生活必需品(防寒具や寝具)食料に至るまで 全てをご自身で用意する必要が有ります。
では どんな準備が必要か・・・・・
とその前に 大切な事が有ります
それは 震災が起きたその瞬間の対処法です
準備が十分に出来ていても 実際に災害が起きた時 その瞬間 災害の規模で異なりますが 大きければ大きい程 精神面 恐怖などからパニックに成ります
結果 焦ってしまい 準備しておいた物が手に付かず 右往左往・・・
自身の身を守る事だけで精一杯となり 愛犬を守れるか・・・と言う点です。
最小限の避難用品を持ち 愛犬と共に 安全確保 自宅が崩壊しそうなら 外へ退避 と言うシュミレーションと 実際にその練習が必要です
自助における 平常時の準備には 概ね 3段階の物質的準備と避難シュミレーションが 必要と思います。
一次避難用品 取りあえず ご自身と愛犬の避難の為に 必要最低限の物と 避難経路
二次避難用品 揺れが収まったら 生活必需品 2〜3日分の食料と防寒具 保管場所
三次避難用品 状況確認が取れ 避難生活を余儀なくされた場合の 仮の住まい 生活必需品 食料等の保管場所
とそのシュミレーション
あっ地震だ 大きい・・・外へ 退避が必要と感じた時
避難用品として玄関に置いてあっては 取りに行かなくてはなりません
玄関から出るより 一番近い窓からと言う場合も有りますよね
生活において 一番頻度の大きい部屋に 取りあえず持って出る物 一次避難用品を用意しておくことが必要です
小さなナップサックに 必要最低限の避難用品とリードを縛りつけ 手の届く所に置いてゆきます
出来る限り両手が使えるように 背負える物が良いと思います
小型犬や多頭飼育の場合 一度に数匹を連れては難しいので 布スリングを用意しておき ナップサックを背負い スリングを首に掛け 幼犬や老犬をスリングに入れ 元気な子はリードで 退避する
この場合 常にカラーと名札が付いていれば 直ぐに繋げますよね 若し 繋げなくて走りだしても 名札さえ付いていれば 迷子に成る事は軽減されます
避難用のリードは小さく軽くコンパクトな物がお勧めです
例えば カラーとリードが一体に成っていて 首を通すだけのものが良いと思います
最初から 大きな避難用品を持ち 愛犬を連れて退避は 時間を要し 逃げ難いので 軽装がお勧めです
取りあえず 退避し 愛犬とご自身の身の安全確保が 大優先ですからね
揺れが収まり 状況が確認できたら 必要な物を取り出せば良いですよね
ここで 大切な事が 二次避難用品や三次避難用品の保管場所です
自宅が崩壊していなければ 取り出しも可能ですが 潰れて取り出せない・・・では困りますよね
次回 二次 三次避難用品とその保管場所に付いて お話します
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