読んで解る様に 一部の自治体を除き 殆どの避難所では 同行避難のみで 愛犬と一緒に避難所生活が不可であると言う事です。
では どうすれば良いか・・・ 自助 しか無いと言っても 過言では有りません。
自分の身 愛犬は 自分で守るしか無いと言う事ですね
では自助とは何をすれば良いか 災害の規模 大きさでも異なります
被災の程度です 自宅が崩壊を免れ 不自由であれど生活が可能であれば 自宅での生活が一番良いでしょう
但し 必ず 被災が有れば 避難所に届出は必ずして下さい
救援物資や情報は 主に避難所となりますから 届出が無いと 被災者扱いとならず 物資が受けられない事があります。
大規模災害では ペットショップも被災し 愛犬用のフードが入手困難に成ります
しかし 大規模災害においては 救援物資 特に食料、救急用品など人用が優先で 生活用品 更に ペット用品は 随分遅くなります。
災害の規模によりますが 前回の東北震災は甚大で 救援物資のルート 国道や高速道路は規制が掛かり 人命に関する物しか通行が規制され 道路が使えない状況でした。
従って 愛護団体などで ペット用品を送る 持ち込む事にも規制され入れなかった その為 関東からのルートは使えず 新潟経由で運んだと言われています。
少なくとも 1週間10日以上は ペット用品は手に入らないと 思った方がよいでしょう
愛犬のご飯や水は 最低でも2週間分の備蓄が必要です
その他に リードや首輪の予備 薬(胃腸薬・ワセリン)クレート 敷き物 トイレシーツ ビニール袋 などは 最小限必要です。
自宅が崩壊し住めない場合は 先ずは避難所行き 避難生活が可能か再確認と 届出を必ずします
その上で 避難所生活が不可を想定し 仮住まいの方法を 考えておいた方が良いでしょう
車などの狭い空間は 精神的に負担に成るので 身体を伸ばして寝られる環境を用意しておきます
家族や愛犬が生活可能な広さの キャンプ用テントがお勧めです。
若しくは 避難生活可能な施設を複数個所 確認しておく ドッグランやワンコの施設など
更には 近隣(徒歩での移動距離と車での移動が可能な場合)で交流のある 愛犬家仲間を 複数個所作っておくのも良いと思います お互い様で 助け合える仲間がいると 心強いと思います。
一番良い環境は 個々で自助するより 複数の愛犬家仲間で その地域毎に 避難生活可能な建物(個人所有の空き地 駐車場 会社施設 ドッグランなど)を確認し 複数家族で避難生活が可能な場所を決めておく
災害時は 被災の程度の軽微な地域で 共同避難生活が良いと思います
お互いの物資の共有が可能で 助け合う環境は 精神的にも良いと思います。
その為に必要な事は 日々の交流と 愛犬の社会化です
複数家族での避難生活が可能な用に 愛犬の しつけ は大切です
パパやママは 被災し平常な精神状態では有りません パパやママの不安は 愛犬の不安に成ります
日々の交流で 他のパパやママ 愛犬と同じ空間 環境で一緒に生活が出来る様に 環境トレーニングは必要と思います。
次回は 愛犬の社会化 環境訓練について お話したいと思います
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