2018年03月11日

愛犬の判断、行動の基準 おまけ

多分 以前にもお話したと思います

私が今の考えの元となったのは ボーイスカウト活動に 10歳のころからスカウトとして参加し その後指導者となり 40歳過ぎまで活動をしてきた 経験が元となっています。

ボーイスカウト活動とは 

1908年イギリスのベーデン・パウエルR.S.Baden‐Powell(1857‐1941)によって創始された少年団組織とその運動、女子の組織はガール・スカウト。
パウエル将軍はボーア戦争を指揮した際,少年たちが斥候として活躍する姿を見て,規則に拘束された軍事訓練でなく,大自然の中での冒険的で緻密な観察と技術,機敏な自主的判断と集団的行動を必要とする斥候活動によって,少年たちを訓練しつつ陶冶することを提唱し 始められた活動。

ボーイスカウトは 物事の判断がある程度出来るであろう年齢 小学5年生 10歳〜18歳の少年青年が参加ができる組織です
その後 ボーイスカウトに参加する前の年齢の子供達 小学2年生 8歳〜10歳までを ウルフガブスカウトという組織を作り 体験をさせました

何故ウルフ 狼と言う名称に成ったかは スカウトの意味である 斥候、偵察 軍隊の斥候術やパトローリングの元に成ったのが 狼の群れ行動に有ります



この図では 先頭の集団(赤)は 経験豊かな年長の狼 次の集団(黄色)が若い狼 その後ろ(未表示)には雌や未だ幼少の狼 その後ろ(緑)は若い狼 一番後ろがBOSとなります

この隊列には 先頭の年長や老いた狼は 経験が有り皆を引率する事と 運動能力が低下している事から ペースメーカとしての役割を持ちます

次のグループは 若いリーダーを中心に前方を守るグループです 後方のグループも同じく 後方を守るグループ 一番後ろのボスは全てを把握しながら 付いて行きます

経験を積んだスカウトを別名 ウルフ(狼)と読んだ事から その子供達を ウルフカブ と呼ばれた訳です

私が 愛犬と暮らし始め しつけや育犬を考えた時 このボーイスカウトの指導者経験で学んだ事柄の 元はと言えば 狼の群れからヒントを得ている事を思い返し 
飼育法 愛犬との生活に未熟だった私は 愛犬達にも スカウト指導者の頃と同じく 言って聞かせ やって見せ やらせてみて 誉める 同じ様に接してきました。

更に 犬とは「犬学」や「犬の行動学」を色々な書物を読み 独学で学んだことを合わせて 現在 ドッグランで実践しています。

擬人化ではありません 人の子も人間と呼ばれる大人になるまでに 経験者(大人)が 言って聞かせて やって見せて やらせてみて 誉めて 色々な事を体験させ 学ばせます
子供達も 犬達も 経験者の振る舞い 行動から全てを学ぶ事は同じと考えています

愛犬の判断、行動の基準は 親であるパパやママの行動が全てです 楽しく育犬をして下さいね


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愛犬の判断、行動の基準 Vol-5

前回の続き 補足を少し

良く聞く 愛犬の問題行動と言われる 爆吠え 時には噛み付き 人に対して嫌がる吠 特定の他の犬に威嚇をする 時には噛んでしまう・・・など

これもやはり 前回書いた通り 愛犬の幼少期には 元々行動の判断基準がありません 全ての判断基準は パパやママが教えたり 気づかずに伝えたこと 誤って認識したこと
更には その判断を正すのでは無く 叱ったり 暴力を振るうことで 愛犬が自己防衛したり 嫌悪の基準を強くした事によるものと思います。

軽い状態なら 何かをすると 唸る 牙を見せる 噛む真似をする などの範囲で 自己を守ろうとします

しかし 反する行為を 親である飼い主さんが 誤って伝えた事を認めず 更に酷く叱ったり 暴力を振るうと 信頼関係が築けず 飼い主に判断を仰がず 自己判断する様に成る 最悪は信頼関係が崩壊する 事になります。

此処までくると 愛犬は委縮したり 自閉に至り 精神的な病になっていると思います

人の子でも同じような事ってありますよね 親子の関係で 子供を何かで追い詰めてしまい 自閉症になったり 籠りになったり パニック 躁鬱になったり いわゆる 精神的病です

しかしながら 人の場合は 心の病として 心療内科などでケアー リハビリと言う治療もありますが
犬の場合は 問題行動 手に余る と犬に全ての責任を転嫁し ともすれば 最愛の愛犬なのに 犬だからとか バカ犬 呼ばわりされる方もいます
そして 再訓練 しつけ直し とドッグトレーナーに無理難題を押し付けられる方もいます

元をただせば 飼い主が 全て教えたこと 伝えてしまった事 誤って認識させたことを 犬の責任 犬が悪いと 罵倒し叱りつけた 結果です

私は 飼い主さんこそ しつけ直しです 犬の事をよく勉強していただきたいと思います 
愛犬には 良い環境で 新しいしつけ治し 心の病を取り除く 治療 リハビリが必要とお伝えしています  
ドッグトレーナーの元で 訓練をすることで 誤った認識を正し 矯正する事も可能ですが それは条件教育で直ったと思いがちですが・・・・
根本的な 心の病自体は 治ったとは言えません 
飼い主の元に戻っても 飼い主さん自身が考え方を改めていなければ また 裏切られた感に陥り 更に酷くなります 
人間不信を超え 社会不振に至ります 全てが敵・・・・

人社会でも 幼少期の体験 いじめ体験 社会での不適合から 心の病になられてしまう方も 更には 犯罪者になってしまう場合もあります
人には 知恵 知識があり また家族や仲間 いろいろな更生方法で 癒す事は可能でしょう
しかし 犬は 永遠の2歳児 知恵や知識で克服は不可能です
頼れるのは パパやママだけ 

幼少期の体験が 最も大切な要因であることは 間違いありません
難しく考えず 自然体で 愛犬と楽しく 沢山話しかけ 言って聞かせて やって見せて させてみて 褒めてやる
多くを望まず 何事も一緒に楽しむ 何時も笑顔でいれば 何もしなくても 良い子に育ちます

愛犬の行動、判断基準のお話は ここまでです

愛犬の育犬を 楽しんでください   

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