一般的に「コマンド」と言う言葉を良く聞かれると思います コマンドとは何? 簡単に言えば 指示、命令ですね
元々は ワーキングドッグ(狩猟・牧羊・救助など)がお仕事をするさいの 号令や指示でした
仕事上では やはり 明確に短い言葉での指示が有効だからですね
しかし 今日 仕事をするわんちゃんより 圧倒的に家庭犬が多い訳で 家族と楽しく暮らす、遊ぶには 指示・命令の「コマンド」は必要でしょうか??・・必要有りませんよね
確かに「コマンド」は必要が有りませんが 勘違いされている方を 良く見受けます
1つ目のケースは 発する言葉に感情が伴わない話し方です 言い方を変えると 一方的な会話だと言う事です
赤ちゃん言葉を多様する 可愛いの連呼 〇〇でちゅね〜 と相手が言葉を話せないからと 独り言に成っています
2つ目のケースは 言葉が通じないからと逆に 命令的な強制的な言い方では有りませんが 「すわれ」「まて」「よし」とコマンド指示を必要な事だけ使うと言う方も良く見受けます。
結果 呼んでも来ない 待てさせても直ぐ動いてしまう おやつが無いと言う事を聞かない 要求をする・・・などの行動に成ってしまいます
何故か
1のケースは 何時も楽しい 若し誤った行動を取ってもそれが間違いと認識できない 話し方に成ります
また 2のケースは 楽しい時も 正しい行動の時も 強くは有りませんが「よし」「good」も指示であり 誉め言葉にはなりませんよね
双方共に 行動に対する優先順位や正誤が曖昧 指示に対する軽い重いの度合に欠けているからですね
更に 愛犬が判断を誤り それに対し正しい行動を指示していない事から 間違った事が普通と認識してしまうからです
では、どうすれば良いか
先ず 思い返して下さい お子さんが幼少の頃 ご自身が幼少の頃 親はどう子供と接していたでしょう
普段の会話 楽しい時の話し方 危険危ない時の声のかけ方 新しい事が出来た時の誉める言葉や言葉のトーン は様々に異なっていたと思います。
愛犬 犬は物事の認識力や判断力は 生後4〜5ヶ月は幼児期 1歳で中学生程度 2歳で成人24歳前後とおもわれます
しかし 生涯 2歳児程度の知能 知識と言われています
と言う事は 月例機に合わせた 犬育が必要なのです
生後4〜5ヶ月は 幼児期(パピー)には コマンドの様な短く 明確な言葉で指示を出し ご褒美のおやつなどを活用し 正しい事はは何かを 言って聞かせる事ですね
正しい事をしたら 誉める 正しくなければ 誉めない 良し(good)は有りで ダメ(no)は無しと言う感じですね
求めるのではなく 自然にさせる事ですね
自然にした事にその行為は正しい その行為は何か(名称 例えば すわれ まて のように)と言って聞かせ学ばせる事です
歯が生え変わる生後6ヶ月から 徐々に1歳までに 物事の正誤を判断させる 正しい事をしたら勿論 誉める 間違った事をしたら 叱るより 正すです
良し(good)は有りで 「ダメ(no)」ではなくて 「違う」「あら?」と正しい事に導き 出来たら 良し(good)で終わる と言う感じです
何をすれば正しいのかを考えさせる こちらで条件を設定し誘導ですね 条件判断を学ばせる事です
1歳までに 正しい事は何かの認識が概ね出来れば それを定着させる事です
条件を少しづつ 複雑にしたり 時には「正しい事」と「間違った事」を選択させる事も有効的です
良し(good) 「違う」「あら?」と選択をさせ そして「ダメ(no)」が有効に成ります。
警察犬や盲導犬 救助犬の訓練は 一般的に1歳を過ぎてからと言うのは その為です
これらを 確実に教える方法は2種類あります いわゆる コマンド方式と 会話方式です
確かに コマンド方式は 短時間で学習が可能ですが 教える側の能力が大きな要素に成ります
教え方を学んだ ドッグトレーナー(訓練士以外は微妙ですが)並みの技術が必要ですね
素人が行い 間違った事を教えてしまっては 意味が有りませんからね
良く 耳にするのは トレーナーの指示は聞くが 飼い主の指示には従わない・・・(笑)
対し 会話法は 誰にでも出来ます
勿論 先に書いたように 一方的な会話ではなく 愛犬に話しかける 会話です
犬は 言語としての認識は出来ませんが 呼称(呼び名) 例えば 椅子 机 すわれ 来い ペン 新聞 などのように 短い単語は 2700種類聞き訳が出来るといわれています
色々な事を沢山、何度も話しかけ 耳に残す事です 今風に言えば スピードラーニングですね
言って聞かせて やって見せて やらせてみて 誉めてやる です
その為には 棒読みではなく 感情をこめて 楽しい事は楽しく 間違った事は違和感のように 誤った事には正す為に強く 誉める時は超〜嬉しく 声にメリハリ 音のトーン 強さを変えて
更に 顔の表情も 楽しく 嬉しいく 悲しく 喜怒哀楽を大きく伝えることで 条件判断力がより強くなります
毎日 延べ何時間くらい話しかけていますか・・・・
自分が子供の頃 色々なことに興味が有り 良く喋りませんでしたか 一日中喋っていたかも(笑)
たくさん会話をしましょ〜
若し 家庭に会話が少ないと思われていたなら なお更 愛犬との会話を増やしましょう
家庭にも 会話が増えて 家族の雰囲気まで良くなるかも(笑)
−−−−−−−【お知らせ】−−−−−−−−−−−−
誠犬塾で一緒に愛犬の事を学びたい 色々と相談したいという方は 下記のリンクバーナーよりホームページをご確認の上 お問い合わせください。

誠犬塾ではネットによる研修の場をFacebook誠犬塾グループを設けています 参加希望の方は グループの管理人(誠犬塾代表者)に 友達申請と共に 愛犬の事 悩みや思うことをメッセージでお送りください
誠犬塾は 参加型のグループです 積極的に参加頂ける方を求めています
情報を得るだけ目的の方は このブログの読者として 記事を参考にしてください。