2017年09月30日

今と昔 Vol-6 日本と欧米

まだまだ続くよどこまでも 親父のぼやき〜

なぜこう愛犬に対する意識が日本人は低いのか
日本と欧米の 「今と昔」をみると ヒントがありそうですね

日本でペット産業とは何時からあるのか・・・

以前にもたぶん触れたと思うけど 昔は ペットと言えば 鳥と金魚 だった
犬や猫はどうか 猫は元々 野良猫が大多数 犬はと言うと一部の人による 狩猟 闘犬 (土佐・甲斐・紀州・秋田など) と言う特殊な扱いと 由一家犬だった 柴犬 その他は これもやはり 野良犬が大多数だったと思う

その後戦争となり 敗戦し 進駐軍が日本に駐留 西洋犬を多く持ち込み その繁殖を依頼した事から 繁殖所 ブリーダーが仕事として始まった
進駐軍が不在となって 繁殖犬の行き先が無くなり 一般家庭用にと 今日のペット産業が生まれました。 

飼育法はと言うと 戦時中 一部の作業犬が軍用犬として訓練され その流れのまま 警察犬と成った背景から 国家試験同等の資格として 警察犬訓練士 が誕生した訳です。
従って 犬の飼育法に関しては 何も無く 警察犬訓練士が訓練する 又は 訓練士に学んだ人が しつけを行う 今のトレーナー(国家資格ではなく終了証)ですね と言う事と成った訳です

そして 元々 特殊な犬を扱っていた団体やクラブが JKC日本ケンネルクラブを作り 家庭犬の訓練やしつけに携わった事から 公に認められた組織として 飼育兼管理士 と言う 国家資格相当の士が付けられたわけです。
★ 現在 動物取扱業の許可は 管理者が 士の付く資格若しくは 認定が必要です

欧米では 古来から 狩猟犬 牧羊犬 救助犬など多くのワーキングドックが存在し 人と犬の歴史も古く長いものです
幼少期は基本 生活習慣のしつれをされ 1才位から仕事を教えられ 訓練されてワーキングドッグになります
そして 老後は作業引退犬として その家庭か 里親先で余生を過ごすのが普通だった為 多くのシェルター(引退犬の保護施設)が存在し 一般家庭に家庭犬として第二の犬生となったと思われます

シェルターでは家庭犬用に再訓練され 一般家庭に行く事になるので しつけ はほぼ不要だったと思われます
欧米には 犬と暮らすと言う 風土が 古来から有ったわけですね

こり歴史的 背景からどうおもわれますか

続きは次回に

 

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2017年09月29日

今と昔 Vol-5 我が子

おやじのぼやき 続きます(笑)

最近 愛犬の事を 我が子のように・・とか 親バカ・・って言われる方が多くいますよね
でも・・・様子を見ていると 何か違うんですよね・・・
凄く可愛がっているのは解ります 感じます・・・しかし・・・

我が子のように〜とか 親バカ〜・・と言われるけど 「犬だから」「言葉が通じないから」・・と言う言葉を聞くと????な感じに成ります

我が子ですよね 「犬だから・・」って犬扱いじゃん

「悪さしても 可愛い〜」・・・・・確かに ワンコは永遠の2歳児だから 悪さしても可愛いけど・・・・
そう言う時に 「親バカです」って違うような

昔の人は 愛犬の事を 我が子とか 親バカだから・・なんて言わなかった
その関係は 自然体だったと思います

犬だから「我が子のように」とか「悪さしても可愛い」と表現するのかな・・・
この矛盾に 何時も頭の中が???に成ります。

我が子と思うのなら 子育てと同じように犬育して欲しいなと思います
ワンコは 永遠の2歳児 幼児と同じです ちゃんと育てて欲しいなと思います

親バカ・・と言うなら 些細な事が出来た事に その成長を「家の子天才」と自慢するなら納得です
でも「悪さしても可愛い」は違う気がします

「今のままで満足 幸せ・・」我が子の成長を 親の自己満足で決め付けて欲しくないな〜

もっとお利口さんに成って欲しいと思うのが 親と思うだけどね〜

前回 前々回 以前の記事でも書いていますが 我が子を守れるのは パパやママだけです。

どんな子にも能力は有ります 犬種問わず 出来る子なんです 教えれば

沢山話しかければ ちゃんと理解します 

言って聞かせて やって見せて やらせてみて 誉めてあげれば どんどん成長しますよ

楽しい生活をして下さい

過去の記事にも色々と書いています 時間のある時に読んで下さいね ヒントは沢山有るはずです
 

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2017年09月27日

今と昔 Vol-4 リスク管理

まだまだ続く 親父のぼやき・・・

「個人的にも最低限のリスク管理ができていれば・・・。」
この最低限のリスクって何でしょうか 疑問ですね
若し 大多数の方が リスク管理が出来ていれば 飼育放棄は無くなります 迷子失踪事故 しいては飼育者不在で殺処分も無くなります

この世の中で 愛犬と暮らす方で 最低限のリスク管理ができている人は 何人いるのでしょうか
正直 私もリスク管理と言われれば 完璧とは言えません

結局は 平時 何も無い平穏な時 何事も無いから言えることですね
愛犬にガウガウと言われる 時には噛まれる 家の中の家具を噛んで壊される・・・それを 容認する それは 家の中だけの事と言えるのでしょうか
若し 迷子になり 保護しようとして 噛まれたら・・・
お友達の家に遊びに行き 家具を噛んで壊したら・・・
犬だから壊しても仕方が無いと言えますか そんな心配は無いから・・・と言い切れますか

若し リスク管理をと言うのであれば 相当な社会性が必要です 
人は噛まない 自分のもの意外は噛まない 若し リードが外れても走りださない(極論 ノーリードが可能) 玄関の扉を閉め忘れても家から出ない 
更には 地震など災害時に 怯えて家を飛び出さない 避難所で他の犬、人とも関わって行ける など等 色々な条件が可能な 愛犬である事が求められます。

余程の訓練されたワンコ(警察犬・盲導犬・救助犬など)か 信頼関係が十分にいや 完璧に構築されている わんちゃんに成ります

昔の人は 特に社会性と言う物は必要では有りませんでした 今日のような道徳 社会のルールも あまり存在していません それにいわゆるペット 家庭犬と言う事も有りませんでした
しかし 今現代は 愛犬の仕事も少なく 家庭犬として のワンちゃんが多く存在します
就業児童より多いと言われる今日 社会性 愛犬のしつけは 昔より求められるものでも有ります

現状に満足するより もっと愛犬との良い関係を築き 信頼関係を築く事で 危険回避 リスクを少なく出来ると思います

そして 何よりも楽しいのは 今まで見たことの無い 愛犬が見えてくると言う事です

我が子 2歳児の我が子を守れるのは パパやママに掛かっています
是非 愛犬に楽しく話しかけ 良い関係を築いて下さい



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2017年09月25日

今と昔 Vol-3 訓練

まだまだ続くよ何処までも・・・・ぼやきに成ってますね
懐かしいな 腕白おやじの ばやき ・・・

と言う事で 今日は 犬は訓練 人は教育 ・・・・
先日 こう豪語していた人が居ました 何故 犬は訓練 なのですか 
愛犬の育犬 教育ではダメですか

人とワンこの昔 ずっーーーと昔は 訓練などしていないと思うのです
生きて行く術として 人の知能 犬の能力 を活かす為に必然と一緒に学んでいたと思うのです
それは 一家族単位で自給自足の生活 そして足らない物は物々交換だつたからでしょう

そして 文明の進化と共に産業として 農業 畜産 と分業され 狩猟の狩猟犬 牧畜の牧羊犬 の役割が大きくなり 仕事をする為の修行 訓練が必要と成ったと思います
更に ワーキングドッグとしての仕事が減り 仕事の変わりに ドッグスポーツが盛んとなり 訓練の様式も変わってきたのだと思います。

現代に成って ワーキングドックも減り 家庭犬が増えてきました
これと言った仕事が無いのに 何を訓練するのか・・・
盲導犬に成る子は 1歳まで訓練をしません 1歳までは家庭の生活習慣を習います
盲導犬に成らない子は ずっと生涯 家庭生活の習慣を学べば良いのではと思うのです。

勿論 仕事ではないけど ドッグスポツや犬芸(ドッグダンスなど)目的が有って それに精通させたいのであれば 訓練が必要でしょう

競技でも上位を目指すのであれば 飼い主自身もハンドラーとして かなりの訓練が必要ですから 一緒にやる事として良いと思います。

ここで一つ 以前にも書きましたが しつけ(じっけい=習慣) 仕付け  躾  と言う事に成ります
躾は 身に美しいと書く位なので ある意味訓練が必要ですね
でも 何の為に 身に美しい 躾が必要ですか

家庭犬です 生活習慣のしつけ 社会性の仕付け で十分だと思うのです
これらには 訓練は必要有りません
日々の生活で学べる事ばかりです

昔 人と犬が 共生してきた歴史の中 幾年も人と暮らし 生活習慣を学んだワン子達には親からの遺伝 本能として人と暮らす術を持っています。

訓練をしなくても 愛犬に楽しく話しかけ 行って聞かせ やって見せて やらせてみて 誉めて
根気良く 育犬教育してゆけば 良いと思うのです

前回にも書きました 信頼関係を築けば 必然と色々な事を学び やってくれますよ

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2017年09月24日

今と昔 Vol-2 外飼い

最近 気になることが有りますと言う事から 前回は 主従関係に付いて書きました
まだまだ色々とあります
今回はVol-2 第二話です これからも続くかも(笑)

外飼育は可哀相・・・??家の中で飼って下さい??
変な事を言うなと何時も思います 何故 家の中 外はダメですか
雨風の当たる外は無いでしょう ちゃんと犬小屋とか 大きな犬舎を作られる方もいます

家の中が良い とか 外は可哀相・・・と何故言うのでしょうか

世界では色々な環境で生活している人が居ます その環境で人もわんこも一緒に暮らしています
確かに日本は恵まれています だからと言って 外は可哀相にはならないと思うのです

先進国の欧米では 土足が常識 人もわんこも家の中、外関わらず 土足ですよね
現代でも牧場をされている所には ワーキングドッグ牧羊犬が居ます 概ね畜舎で 牛や羊と暮らしています
中には フワフワの牧草をベットに 暮らしているワン子も居ますよね

昔 人間も今のような恵まれた家も無く 小さな小屋に 家族と愛犬が肩を重ね暖を取り暮らしていた
当然 家の中も寝る所意外は土間 土が多かったと思います 隙間風も 雨漏りも有ったでしょう
でも そこで皆が一緒に暮らしていました。

文明が進化し 今のような住まいに成っても 欧米ではそのなごりなのか 室内でも土足が多いですね
愛犬は 室内室外の庭を行き来し 暮らしてきました
都心部では 集合住宅マンションなど 庭が無くなり やむやえず 室内が主に成ってきただけと思います

今も昔も パパやママの環境で一緒に暮らすことが 愛犬の幸せと思います

家の中で飼って下さい 外犬は可哀相・・・・・

ワンコには 外も中も関係は無いです パパやママとの誠の愛 信頼関係が有れば何処でも良いのではと思うのです。

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2017年09月23日

今と昔 Vol-1 主従関係

最近 気に成る事が有ります 

書き出したら・・・・きっと長くなります (笑)

例えば 主従関係を嫌う方が見えます・・・??
主従関係とはなんでしょう 一般論では 主人と従者の関係 
会社で言えば 主人は社長 従者は 社長以外全社員 上司は主人ではないので 部下とは上下関係です
家族関係で言うと 主人と その家族は従者にはなら無いので 使える人になるかな・・・
そう言う意味で 家族になら無いから 主従関係を嫌うのかな・・

主従関係には2通り有ると思うのです 会社で言えば「給与目的」と「社長の志や理念が好き」が有ると思います。
「給与目的」は社長と言うより会社の実績 重視でしょう 後者の「社長の志や理念」は社長との信頼関係が重視されます。

ワンコに例えると「おやつ目的」か「信頼関係」で パパやママの指示を聞く
おやつ目的で色々な事をするわんこ おやつ無くても色々な事をするわんこ この違いは何でしょう
この違いは 信頼関係の充実の差と思うのです

おやつが無くても パパやママの言う事を聞き色々な事をするには 信頼関係が 絶対の要件になります

主従関係を嫌っても おやつで色々な事をさせれば それは 必然と 主と従の関係に成っています

対して おやつ無くても パパやママの期待に応じ色々な事をするわんこは 見返り(おやつ)を要求しないので 信頼関係が充実していると言う事ですよね
そうです 主従関係とかあれこれ言わなくても 信頼関係がしっかり構築されていれば 必然と 主従関係が生まれるのです。

人とワンこは 親子と言えど他人です その親子関係に囚われ 主従関係を嫌う しかし 信頼関係が十分に構築できず 報酬 ご褒美 おやつ を使えば 必然と主従関係に成ってしまいます 皮肉ですよね。

昔の人と犬の関係は 生きて行く為に 人の知能とわんこの能力を使い 獲物を取り食してきました
家族とか 主従関係とか そんな事を拘らず 今を生きる 一緒に生きてきた訳です
その関係は 信頼関係で 自然と 主従関係が生まれていたと思うのです
そうでなければ 1万年以上 人と犬が共生してこれない筈です。 

単に仕事をさせると言う 主従関係優先であれば・・・
人間社会でも 主と奴隷の間で氾濫が有りましたよね 
 
愛犬と誠の愛 信頼関係を築いて下さい 主従関係とかモヤモヤが晴れますよ
  

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2017年09月03日

教訓から学ぶ3 帰巣本能について 

前回 迷子にしない させない 為の日常習慣から学ぶ事に付いて書きました

先日の迷子で 迷子犬が自宅方向に向かい移動していた・・・とか
愛犬には帰巣本能があるのでは と思われる方も多くいると思います
この帰巣本能に付いて 少し触れてみます

犬と人が共生を始め 何万年にもなりますが 未だに 犬の帰巣本能はと言う事に付いて実験をしていますが 科学的にも明確には・・・解らない・・と言うのが現状のようです

しかし多くの動物の中には帰巣本能が有り 特に渡り鳥などや昆虫のミツバチなどは 帰巣本能 があると言われています

でも 実際に 裏山に出た犬が帰ってきた とか 警察犬や捜索犬は 帰ってくるよね・・何故?

狼には 帰巣本能と言うより 基本的に群れでの行動をし 狩猟をしたり 縄張りを形成したりする事から 色々な条件を設け 位置関係を認識する 狩猟能力があると言えます
それには 移動をする時の 景色や 目標物 地形を 色々な条件として覚え 頭の中に おおまかな地図を持つと言われています。

更に 地磁気を感知する能力があり また太陽や月の位置から 概ねの方位を認識できるとも言われています

この能力は 日々の行動習慣から学ぶもので 例え実際に歩かなくても 車での移動でも ある程度認識できるようです

ここで 一つの 大切なキーワードがあります

それは パパやママの 話しかけや 感情 顔の表情 と言う条件も加味していると言う事です。

狼は群れで行動し 群れのリーダーやボスの「一挙手一投足を見て」 更に廻りの仲間の狼の行動を見て 判断し覚えていた訳ですから 群れのリーダとしてのパパやママの存在は非常に大きいのです。

犬に単体で 帰巣本能とか 帰巣能力が本当に有るのであれば また 狩猟本能とか 能力を 自ら学べるのであれば 犬は迷子には成りませんよね
でも 毎年 数十万頭のわんちゃんが迷子になり 保護されています

何故か

それは 犬単体での能力ではなく 群れで行動し 周りの複数の犬達や リーダーやボスから得る情報を集約し 位置関係を定め 帰巣する訳です 犬単体では 曖昧な 位置関係しか解らないのです

更に 犬種によりその能力にも差が有ると思います 狩猟犬 牧羊犬 主に家の中で小動物を追い払う家庭犬で異なります
 
狩猟犬は能力が勝ると思いますが 余程 習慣的に狩猟に出かけるとか 常に家の裏山に登り遊んでいるとか と言う経験が無い限り 正確には出来ません   

従って 日々の散歩で 歩きながら 色々と話しかけているか キーポイントに成る場所で 習慣的におやつをもらうとか 沢山の条件を与えているかで 随分変ります

迷子になって 家に戻れ無い子は 概ね 散歩の時や車での移動の時も 愛犬に話しかけやもせず ほぼ無言で歩いたり移動している 伸縮リードで自由に歩かせて 特に指示を出していない など 
また 暴れるからと クレートに閉じ込めている 外の様子を見れない状態にしているとか 

要するに 地図を形成する条件を与えていないと思います。

前回書いたように 日々の生活から 色々な条件を作り 習慣させることで多くを学びます

迷子なしない させない には 

どんな時でも 場所でも 常にパパやママを見て確認をする子 離れて居たら近付いて 確認をする子 そうアイコンタクトの回数が多い子ですね 
(パパやママから離れない 分離不安とは全く違いますよ)
アイコンタクトとは行動確認をする行為 または 指示待ちです 
日頃から話しかけを十分にすれば 聞く耳を持ちます パパやママの話から ここは何処か位置関係の条件にも成ります 更に 次は何をするのか(何を言うのか 指示を出すのか)先読みをします 判断力も良くなります 

散歩で前を歩いていても 時々立ち止まり 後ろを見て確認をする子は 少し疲れたら パパやママの横や後ろを歩く子 
普段は独りで居るけど おやつの時 何か有る時 他のワンちゃんに混じり 一緒に食べたりもらったり出来る子 群れ意識が強い子です

群れ意識が強い子は パパやママが居なくても 見失っても 傍にいる人に確認(指示待ち どうすればよいの?)が出来る子に成ります

これらは 訓練ではなく 何気ない日々の生活で 毎日の事で習慣で学ぶことが出来ます 

今回 迷子に成った わんちゃんも 何時も通る道を ママと一緒に楽しくお話をしながら通った事で 曖昧ではあれど 地図を認識し ママを探して 自宅方面に移動していたとおもわれます。

私も捜索に参加し 失踪した場所から 自宅方面の道 隣接する川沿いの道を捜索しました
ただ シャイな子だった為 人目を避けて移動していたのかな 見つけることが出来ませんでした
しかし 発見が遅れましたが 自宅方面に移動する場所で 無事 見つかりました 本当に良かったです

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