食事を気お付けているけど・・・やや太り気味・・とか
何時もガウガウ言う 逆に あまりにも大人しい・・・とか
噛んでくる・・とか
同じ犬種なのに どうしてこんなに違うの??? って思われている方も多いのかな
何故 同じ犬種でも 個体差が出来るのか
理由は幾つもあります
1.遺伝 親からの遺伝
正規のブリダーさんは 個体差を少なくする為に inブリード(近親交配) outブリードを定期的に行い 繁殖をされます。
これは スタンダードを守る為に行われています 体格や正確もあまり差が無く 個体差も少ない事に成ります
しかし 昨今では 小型化や温和な子 愛玩犬を作るために意図的に 近親交配を続ける為 奇形や 障害のある子も多く生まれています
逆に 全く考えず outブリードで 体格の違うもの 性格が違うもの 毛質の違うもの を交配させ 劣性遺伝として 異常に小さい子 大きな子が出来たりします。
2.アルファー型 ベーター型
ワンちゃんは一度に 6〜8匹生まれるのが普通で その時 いわゆる長男気質のアルファー型 その次に ベーター ガンマー・・・そして 末っ子 シーター型が生まれると言われています
これは これは一度に多くの子を産むので 同時に生まれた子であっても 兄妹の様な固体が自然と出来るのです。
アルファー型は 生まれた時から元気で 親の乳を沢山飲みます 次いで ベーター ガンマーと続き シーターとも成ると 身体も小さく 他の子犬を掻き分け 乳を飲む力が弱い為 必然と小さく育ちます
正規のブリーダーは 個体差を少なくする為 人が介入して 均等に親の乳を飲ませます
しかし 繁殖所パピーミルでは そこまで手が回らず 個体差が出来てしまいます
3.幼少期の環境
正規のブリーダーは 子犬を親から離すのは 生後3ヶ月ですが パピーミルは45日にはお店に渡ることが多いです
ブリーダーの子は 少なくとも3ヶ月は 親や兄弟との生活 人との関係から 社会性の基礎や 群れのルールを自然と学びます
ペットショップの子は 親犬や人の介入も無く 個体差を少なくしたりされる事も無く また兄弟の関係を持てないまま 知らない生後数ヶ月の他犬種の中に入れられます
本来 アルファー型の強い子でも 他犬種や大型犬の子犬とは 当然体型も違い 力も違います
長男 リーダー気質でも 幼少期に苛められる事もあります また 逆に元々 弱い気質の子は更に 怖い思いをする事も有ります
時には そう言う関係すらなく 新しい家に来る子も多々居ます そして 愛玩犬として持て囃され 甘やかされ 社会性以前に 我侭な子になることも有ります
これまでの 経緯だけで 同じ犬種であっても 必然と 個体差が付いてしまうのです
4.新しい家庭環境
わんちゃんの社会性には 生後2ヶ月から5ヶ月が一番大切な時期といわれています
生後1〜3ヶ月の幼少期の環境の差が有るに加えて 新しい家庭での環境で更に 個体差が強くなります
例えば 正規ブリーダーから来た子は 既に3ヶ月 親兄弟の生活をし 社会性の基礎を付けてきています 新しい家庭で 積極的に交流を図り 同年代 少し上 年の離れたわんちゃんとの関わりを持ち 社会性や 群れのルールを学んだ子
対して 繁殖所で親から早く離され 親兄弟の生活も無く 更に 違う犬種の中で揉まれた子 時には 怖い思いをした子も居ます そう言う子が 新しい家族の下で 愛玩犬ペットとして 育てられた子は 井の中の蛙と同じ 社会性を知らない子に育ちます
1〜3の根本的な個体差の原因に 新しい家庭環境で 更に 個体差が生じた事に成ります
まだまだ この先ににも 個体差が更に大きく付く理由 原因が有りますが・・・・既に長くなったので
to be continued (笑)
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