2016年10月12日

愛犬との関わり方について

今日は 愛犬との関わりについて触れてみたいと思います。

以前から幾度となく ワンちゃんは 元々 幼少期の狼 若しくは 群れから逸れたおとなしい狼を 餌付けし 狩猟の手伝いや 外敵から身を守る警報など をする動物として 長い年月共生してきたと お話ししたと思います。

この歴史から 考え 愛犬と良い関係 良い関わり方とは と考えてみましょう

そこで 皆さんに一つ確認です

1.ごはん食べさせる時 フードトレー(器)に入れて どう食べさせていますか?
 おやつを与える時 どのようにして与えていますか?

2.ボールや玩具で遊ぶとき どのようにして始め 終了しますか?

3.そして 1日の間、愛犬に対し ダメ(コラ・マテなど叱る、制止させる言葉) と 良し(良い子などほめる言葉)を 何回位 発しているか回数を数えてみてください。 

更に 叱る、制止の言葉 と 良し褒める言葉 を単体で言っているか それともセットで言っているかも意識して数えてみてください。

どうでしたか?

愛犬は 元来 人の出来ない仕事(狩猟補佐、危険予知 人が知能が発達するに反して退化したと言われる第六感)をするワーキングドックでした。

その関係とはどんな関係だったでしょうか 生きて行く為に お互いの利害はどうだったでしょう

愛犬は 家に居る時は 外敵からの危険予知 猟に出ればその補佐をしてきたと思います
その代償として 家や食べ物を与えられていました その関係は共存であり 良きパートナーだったと思います。

愛犬はその役割を果たさなければ また 家長の意に反すれば 家や食べ物を無くします
逆に 人が 愛犬に対し理不尽な扱いをすれば 犬は抜け出す 逃亡するでしょう

良い関係が長く続き 今日まで 犬と人が共生してこれたのは ちゃんとした法則が有ったと言う事です。

その法則とは 役割を果たし 褒めてもらい ご飯をもらう そして 夜露をしのげる屋根の下で寝られる

最初に皆さんにお伺いした 回答ですね

朝起きて 家の周りを点検 何か不具合は無いか確認(朝の散歩)の後 ご飯をもらい食べます
日中 家の中 家の周りで 外敵が近付かない様に警戒(留守番) 時には追い払い 警護(吠え)し 夜ご飯をもらい 就寝します
時には 朝から家長と猟に出かけ 獲物を追います(ドッグランでボール遊び) 獲物が獲れても 獲れなくても 出先で家長のお弁当の おこぼれ(おやつ)をもらい 帰宅します

この一日のルーティーンにおいて 何事もなく過ぎれば 制止も 叱る要素もありませんね
勿論 このルーティーン(習慣)が出来る様になるまでの訓練中には 制止や 叱る言葉もあったでしょう

しかし ある程度役割を果たせるように成った愛犬に対して 制止や叱る言葉や行為は 愛犬の身を守るための指示だけだと言う事です。
 
例えば 獲物を深追いさせない為の 制止 見知らぬ来訪者(味方)に対しての 警戒を緩める制止 であったり 誤食誤飲の制止であったり 位と思います。   

これらを考えると 制止や叱る と言う言葉は 本当に少ない 無いに等しいと言う事です。
それに対し 細かなルーティーンに対して 褒める言葉は 圧倒的に多いと言う事です。

まとめると

質問1. 朝の仕事 偵察や監視、点検(散歩)更に 飼い主が食事をする間の 監視を終えて そのご褒美(褒める)に ご飯を頂く事になります

質問2. 狩猟に出る 若しくは狩猟の練習や訓練(ドッグランでボール遊び)をした後 ご褒美(褒める)に おやつをもらいます

狩猟の練習、訓練ですから 初めと終わりの合図は当然ある訳ですすよね 
ボール遊びするときに マテ(セット) ボールを投げて 行け(追え) 捕まえる時に キャッチ そして戻る時に テイク 持って戻ったら 獲物を渡す(アウト)そして 良し(グット)で褒める

フィールドで 何も言葉を使わず 無言でボールを投げる ボールを咥えた愛犬に対し 名前を呼ぶ・・・と言う 光景をよく見ます

これでは 自然に獲物が飛んできた それを捕まえた 何も指示が無かった訳ですから 捕った獲物は僕の物 ですから 持ってきませんよね 離しませんよね

質問3. これらから解るように 叱るや制止の言葉はまずありません 殆どが褒める言葉になるはずです
更に 制止や叱る言葉に対し そりに従えば 褒めの言葉がセットで有る事になりますね

愛犬との良い関係は 明確な一日の習慣 ルーティーンを決め認識させる事 その習慣に沿って生活する そしてそれらに対し きちんと褒めることです

しつけ本に 褒めて伸ばす と良くありますが 勘違いされている方が多い

それは 褒める要素 習慣認識が明確であれば 必然と褒める事しかありません
しかし 飼い主が習慣を明確にしていないから 愛犬は 習慣認識が曖昧になってしまい 結果 叱る言葉が多くなってしまうのです。

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2016年10月08日

狼の群れから学ぶ

今日は 狼の群れから学ぶと言うテーマで少し書きます

以前にも書きましたが 犬は狼が祖先と言われています。 
犬が人と暮らし始め 同じ仲間の狼 犬と群れで行動する事が減りましたが 飼い主 主人を中心に 家族と言う単位を 小さな群れとして生きてきました。

また 生活圏で複数の家族と行動を共にし 家族と言う小さな群れ 集落の仲間家族で大きな群れで生活してきました

説明に良いと思われる画像を 他のサイトから借りてきました



1枚目の写真は 先頭に大きな狼 その後ろに 小さな狼 その後ろには中堅の狼と言う群れを形成しています。



2枚目は 素手の生活の様子です



3枚目は 群れで集まっている様子 解りますか 身体の大きなボス その前に 若手の狼が居ます



群れでのスキンシップの様子です 3枚目も4枚目も 全てが同じ方向を見ています。
この群れの行動は 哺乳類四足歩行の肉食獣に共通する形です

人は 狼を餌付けし 犬として暮らすようになって 色々な面でこの動物の群れ行動から学びを得ています
戦の多かった昔 兵隊さんは 幾つもの小隊を組み大きな隊を形成していましたが その小隊こそ 動物の群れです。

戦場で 大きな大隊が行軍する時 必ず複数の小隊が 斥候に出ます その時の小隊の配置が パトローリングと言う配置でした



@が 小隊長若しくは軍曹 Aは経験豊富な二等兵 Bは伍長若しくは救護兵 CDは二等兵 EFGは新兵と年齢経験で番号が振られ 配置に付いていました

ボーイスカウトでは 班長を1番スカウト 次長を2番スカウト ・・・と順に呼んでいました

この配置を参考に 家族と言う単位で考えると 昔は大家族だったので @は父(ボス) Aは長男(強いリーダー) Bは長女(賢いリーダー)又は母(世話をするリーダー) CDが次男次女 EFGが 下の弟や妹で 行動していたと思います

これを 今の家庭にすると・・・少子化でこのは位置になりませんね(笑)

@がパパ B若しくはCがママ そうすると Aが愛犬と言う配置に成ってしまいます
結果 家族を擁護する位置になり 前をぐいぐい進み 前から来るワンちゃんや人に対し 吠えてしまう事に成ります

1人と一匹は パパと愛犬 ママと愛犬 の場合は いわゆる バディーと言う形に成ります バディーとは ボディーと言う意味で 二人が一緒に行動すると言う意味ですから 主従 正と副の関係が保てます

しかし 飼い主1人愛犬2匹  飼い主2人愛犬1匹 に成ると バディーには成らないので 主従 正と副にも成りません 更に バトローリングと言う組織(群れ)にも成りません

それらを補う学習が 社会化なのですね 擬似的に群れを形成し 愛犬の立ち位置を認識させて 小さな群れでも 役割を明確に理解させる事が大切なのです

お子さんが複数人みえる家族や 多頭飼育をされている家庭では 家族の人の数 愛犬の数で 自然とこの群れが(パトローリング)形成されるので この理屈を理解すれば容易に出来ます。

特に多頭飼育されている 5匹以上の多頭飼育の場合 散歩や移動する時 飼い主を中心に 愛犬の先住順位 年齢順位 性別を考慮して 配置すると 上手く行きます
これを間違うと 多頭飼育でのコントロールは非常に難しくなりますので 要注意です。

狼の群れから 多くの事を学ぶ事ができますね

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